辟雍NEWS
令和8年度 学校訪問事業⑦ 成蹊中学・高等学校
東京学芸大学と辟雍会の共催事業・学校訪問事業「先輩たちのいる学校を訪ねよう!」は、今年度7回目として10月7日(水)に成蹊中学・高等学校を訪問しました。吉祥寺駅よりバスを利用して成蹊学園前で下車し、成蹊大学正門を横切ってケヤキ通りを進むと中学・高等学校の校門にたどり着きます。
校長の仙田直人先生は、冒頭、学生たちに気さくに言葉をかけて歓迎し、パワーポイントを用いて当校の特色を説明しました。当校はリベラルアーツを考えている、また本物に触れることを大事にし、そのために探究活動を柱とした教育活動をしている。そして探究活動も単に調べて終わるのではなく、提案を伴うものとして位置づけている、と強調しました。具体的な活動の1例として、吉祥寺の商店街の人たちとコラボして商店街の活性化のために具体的な提案を行ったそうです。
教頭の坂井史子先生の引率で授業参観をしました。最初に中3の帰国生特設クラスを見学。ここでは中1で開設されている国際学級の生徒が中心となる英語授業が、ネイティブ教員によって行われていました。少人数の中で生徒同士、また先生と楽しそうに英語で対話をしていました。高3の古典を見学した後に、高校職員室に案内されました。学生はその広さに驚きました。各教科のコーナーが配置され、カウンター付近には生徒が質問できる机が並べられています。中央に鮮やかな赤色のラセン階段が目に留まります。上階は進路指導の資料が収納されているようです。その他、家庭科の料理実習、化学の実験授業、生物の昆虫の羽の分類など実験・実習の授業を見学しました。なお、ここでは物理・化学・生物・地学と呼んで理科という呼称を用いていません。中学から専門教科を学ぶという姿勢のようです。
昼食時間に本学卒業生2名(外国語、社会)が学生と親しく懇談しました。私立、公立の学校の違いや、研究と仕事の両立などについて、近く教壇に立つ予定の学生・院生から就職に関する現実的な問いかけもありました。
小学校・中高・大学が同一キャンパスに存在する学園は、武蔵野の自然が残る場所にあっていつもでも浸っていたい学び舎でした。訪れた学生は13名(学部生11名、院生2名)、引率者は大学から荒川悦雄教授(辟雍会理事兼任)、辟雍会からは小澤一郎理事でした。(小澤一郎)
写真1 小学校・中高・大学が同一キャンパスに存在する学園

写真2 中庭の草花を写生する生徒、静かに教室移動する学生たち

写真3 本学卒業生との懇談

写真4 中学・高校玄関前にて














