辟雍(へきよう)NEWS

第22回東京学芸大学辟雍会理事会

 5月25日(土)13:00に東京学芸大学第1会議室(本部棟3階)において、辟雍会理事会が開催されました。コロナ期を経て昨年より対面で行われることになりました。会の冒頭に馬渕貞利会長が、思いがけず再び会長職にあたると挨拶がありました。馬渕会長は2016年度より4年間会長職にあり、このたび再登板となった次第です。また出口利定本学前学長が来賓として出席し挨拶がありました。会議の松村茂治幹事長によって進められました。議事として、役員選出及び理事会構成、会費納入者数、事業報告、収支決算、新年度の事業計画、予算案などの報告・審議がなされ、今期の大きな事業である本会20周年記念事業案、ウエブサイトの運営規定案などが取り上げられました。会議では、卒業生や学生たちの本会への理解と参加を促したいが、連絡先を確認する方法に課題があることが指摘されました。

 

 理事会には東京学芸大学同窓会(東京都)をはじめ各支部の代表者が出席していました(青森、栃木、神奈川、静岡、兵庫、岡山、香川、大分、韓国)。会議後に、場所を事務所の隣室に移して行われた懇親会では各支部からの報告が行われ、最後に、本会の発展に全員で協力して盛り上げていこうと副会長の呼びかけがありました。(広報部長 小澤一郎)

 

写真1 理事会(東京学芸大学第1会議室)

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写真2 懇親会で挨拶する馬渕貞利会長

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会長就任のご挨拶

会長就任のご挨拶

馬 渕 貞 利

  2020年の春から始まったコロナウイルスの流行は,世界中に深刻な事態を引き起こして,私たちの生活スタイルまでも大きく変えるものとなりました。後世の人はこの4年間を「コロナの時代」と呼んで,人類史上の特記すべき一時代として扱うやも知れません。ただ,この期間はそれに止まらず,世界の人口や経済規模が急速に拡大し,AI(人工知能)やIT(情報技術),さらに宇宙工学や医療技術に至るまで,目覚ましい発展を遂げつつあります。これに伴って,私たちの周囲では既存の秩序や枠組みが急速に古めかしいものとなり,新たな対応能力や制度設計が求められるようになっています。

 最近の世界で起きていることは,この変革の時代に古きナショナルな思考に基づいてなされている反動的対応のように思われます。ロシアやイスラエルの指導者はその侵略的行動を自国の生存のために必要なものだと正当化していますが,上記のような歴史の潮流に掉さす極めて非人道的な犯罪的行為です。こうした動きに連動して高まっている軍事的緊張を背景にして,世界中の至る所で防衛力の強化や軍備増強が叫ばれ,各国が競うようにして軍事費を増額しています。しかし,今もっとも必要とされていることは,この変革を担っていく人材の育成です。すなわち,人材育成のための教育投資こそ今世界中で真剣に取り組まなければならない重要課題なのです。多くの人々が既にそうした声を上げつつありますが,いまだコンセンサスになりえていません。

 折しも少子化が急速に進行している国々では,それを食い止める方策の一つとして高等教育の無償化が進められようとしており,日本でも高校の授業料無償化に続いて,大学の学費無償化をめぐる議論が始まりました。財政規模の大きい東京都は,東京都民を対象に東京都立大学で今年からこうした措置を取り始めました。ここで若干私見を述べさせていただくと,日本の大学や大学院教育の在り方を考える場合,少子化対策以上にまず優先的に考慮すべきことは,戦前の師範学校の例を持ち出すまでもなく,優れた教育人材を育成することであり,そのために教員養成系の大学学部・大学院の学費を無償化することです。そのために日本の教員養成系大学のフラッグシップたる東京学芸大学が果たすべき役割は小さくありません。大いに期待を込めてエールを送りたいと思います。

 ところで,この間家の中での単調な生活が続いた私は,コロナが沈静化したら,これまでやり残してきたことにチャレンジしてみようと意気込んでおりました。ところが,再度辟雍会会長をという青天の霹靂のごときお話が舞い込んできて,本当に当惑いたしました。その後,前任の長谷川先生のご健康がすぐれないことなどを伺い,いろいろ思い悩んだ挙句,再度,老骨に鞭打つことを決心いたしました。とは申しましても,心身ともに往時のような力を持ち合わせておりませんので,ひとえに皆様のお力添えを頼って頑張るしかないと思っております。ご協力のほど,どうかよろしくお願いいたします。

 辟雍会は,東京学芸大学に関係する人々が交流し,親睦を深めながら,学芸大学の発展に寄与することを第一義とする場であります。こうした原点に立ち返り,現在の教育状況にも目を配りながら,できるだけ多くの方々と語らい,学芸大学の学生の皆さんがより溌溂と教育研究活動に邁進できるような共同作業を推進できたらと考えております。

 皆様のご支援,ご協力を重ねてお願いし,会長就任のあいさつといたします。

 

 

 2024年4月

次期会長に馬渕貞利氏が選出される

 このたび、理事会において本会の次期会長に馬淵貞利氏が選出されました。会長選出は会則によれば「総会の承認を得る」ことになっていますが、この件について昨年秋に開催された全国代表者会議の決議によって理事会の決議を承認することとなっています。したがって馬渕貞利氏がこの4月より東京学芸大学辟雍会の第6代会長として就任することとなります。任期は2年間、2026331日までとなります。なお、馬渕貞利氏は2016年度から2期にわたり会長職にありました。長谷川正会長は2020年度より2期にわたり会長職を勤められました。(広報部長 小澤一郎)

東京学芸大学同窓会新年祝賀会(1月21日)

 令和6年能登半島地震被災によって亡くなられた方の冥福を祈り、黙とうを捧げて始まった一般社団法人東京学芸大学同窓会の新年祝賀会が、去る1月21日(日)12時に東京ガーデンパレス(文京区)にて開催されました。

 

 挨拶に立った森富子理事長は、冒頭の挨拶の中で、能登半島地震の被災した学校の児童生徒の状況を案じ、お見舞いの気持ちを伝えながら、それでも各学校が「学びを止めない」というコロナ禍に続く強い信念で立ち向かっていると述べました。そして本会が一般社団法人としての使命から「同窓会」関連事業のほかに、開かれた新しい取り組みをしていると紹介がありました。来賓として挨拶した本学の國分充学長は、教員養成フラッグシップ大学として位置づけられた東京学芸大学の活動に、東京学芸大学同窓会の大きな協力があると謝辞を述べました。

 なお、この日は大学創基150周年記念に関連して同窓会より本学基金に寄付があり、その贈呈目録が森理事長より國分学長に渡されました。濱田豊彦副学長より、基金が学生たちの海外留学等の支援金として役立っているとの報告が添えられました。

 

 会員約3000人のうち、人数制限をして約100名が都内各地区から集いました。遠くは八丈島より駆けつけた同窓生もあり、会の盛り上がりは最高潮! コロナ前の様子に戻りつつありました。最後に学生歌「若草もゆる」を高らかに歌い上げて、会は閉じました。

 辟雍会からは来賓として丹伊田敏副会長、山本一雄副会長、二宮修治組織部長、荒川悦雄事業部長、小澤一郎広報部長が出席しました。(小澤記)

写真1 受付

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写真2 森富子理事長の挨拶

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写真3 寄付金の贈呈(目録) (左)國分学長 (右)森理事長

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写真4 ♪「若草もゆる」

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新年のご挨拶

 明けまして、おめでとうございます。会員の皆様には、本年もよい年でありますようにお祈りいたします。

 

 昨年は本学が創基150周年を迎えて、その記念行事が行われました。5月に本学卒業生でWBC野球日本代表監督の栗山英樹さんの講演があり、集まった学生たちに感動を与えました。優勝チームの監督という功績に対する抱負でなく、選手とのコミュニケーションや決断、責任といった人としての生き方の矜持が多くの聴衆者の心に響きました。

 11月にはコロナ前の賑わいを取り戻した小金井祭の期間中に記念式典が開催されました。それに続く教育シンポジウム「魅力ある学校を求めて~さまざまな学校経験こそわが財産~」では、本学卒業生で都立高等学校及び私立男子校の校長として教育改革を推進した栗原卯田子氏の講演がありました。そして、そのあとのパネルディスカッション「東京学芸大学で学んだこと及びこれからの東京学芸大学に期待すること」には現在活躍中の若手の教育実践者によって本学の魅力が語られました。

 辟雍会もこうした記念行事に寄り添いながら、大学との共催事業「近県学校訪問」(ボツワナの学校とのオンライン、埼玉県公立学校、都内私立学校)を復活させました。参加した教員志望の大学生や院生が教育現場を体験し、本学卒業生のアドバイスを受けました。

 今年はオリンピック・パラリンピックがパリで開催されます。スポーツの世界で本学関係者の活躍も期待されます。とりわけ本学の栄誉賞を受賞した柔道(女子48kg)代表の角田夏実さんの活躍が注目されます。

 

 辟雍会は2003年11月に設立されました。以来、20年を経過したところです。20周年記念の事業も年内に展開しようと考えています。昨年4月に兵庫県支部が発足しました。今年もまた新しい支部の設立を期待します。

 国内に散らばる会員の皆様、その他すべての会員の皆様のご活躍と共に、辟雍会として新しい年を歩んでいきたいと思います。

令和6年元旦

東京学芸大学辟雍会

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 (2023.11 小澤撮影)

令和5年度辟雍会全国代表者会議

 11月3日(金)13:00より辟雍会の全国代表者会議が東京学芸大学第1会議室(本部棟3階)において開催されました。長谷川正会長が冒頭の挨拶の中で、今年度の活動全般について紹介し、続いて来賓の佐々木幸寿本学副学長より辟雍会との連携・支援についての謝意あり、また、本学が教員養成系大学のリーダーとして教育界を牽引する使命を帯びているという趣旨の話がありました。議案としては会則の改正が承認されました。昨年度より審議されてきた「準会員」の名称を盛り込むことになりました。会費納入者の「正会員」に対してそれ以外の会員を指す名称です。実際には学生会員が対象となるということです。また、4月1日に発足した兵庫県支部の設立が報告・承認されました。従来の近畿支部から発展して独立したものです。

 松村茂治幹事長の進行により、時間を割いて全国から参集した支部の状況についての報告がありました。コロナ期を経て少しずつ活動を再開している報告が見られました。各支部では懇親会を再開して会員の獲得を目指す動きがある中、研修を盛り込んで授業参観を含めた試みも紹介されました。さらに、小金井祭にブースを設けた神奈川県支部、10年前に会員5名で発足し、現在、45名となったという大分県支部の報告がありました。

 閉会後のキャンパスには小金井祭開催時間にあわせて、地域住民の人たちが列をなして集まっている光景に、やっとコロナ前に戻ってきたと実感しました。飲食を伴う屋台のテント、復活です! (小澤一郎 記)

 

写真1 全国代表者会議

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写真2 挨拶する長谷川正会長

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写真3 小金井祭の始まり(入場を待つ地域住民)

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東京学芸大学創基150周年記念企画展示「東京学芸大学150年の歩み」

東京学芸大学創基150周年記念企画展示「東京学芸大学150年の歩み」のご案内です。

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東京学芸大学 創基150周年記念 シンポジウム

東京学芸大学 創基150周年記念 シンポジウムのチラシが届きました。

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近県学校訪問 文化学園大学杉並中学・高等学校

 この学校訪問は東京学芸大学と辟雍会の共催事業です。事業の最後は 10 月 10 日(火)に文化学園大学杉並中学・高等学校で実施されました。秋風が頬を伝わる日でした。
 「感動」を大切にする本校の概要を説明する川崎厚教務部長によれば、カナダ(BC州)の教育課程を導入するクラス(DD コース)が一般クラスに併置されていて、このクラスの卒業生は両国の高校卒業資格(ダブル・ディプロマ)を得ることができます。本邦初の仕組みとして注目され、海外大学志向の高まりを受けて魅力の一つとなっているようです。また、国公立コースを設けて進学の道を拡げているのも最近の動きです。
 授業見学は 4~5 人のグループによって中学、高校の授業を廻りました。タブレットを手にした生徒は探究的な学習を進め、さらにグループによる発表・ディスカッションを活発に行っていました。そのそばで、学生は耳を傾け、熱心にメモをとっていました。クラスによっては、すべて英語で授業が進められていました。
 学生たちからは「自分のやりたい授業だった」「STEAM 教育が興味深かった」「これまで私立学校を見学し、学ぶ機会がなかった。特色があった」「実際にカナダの先生が授業をし、休み時間には生徒たちが英語で会話していた」など、驚きや感動、気づきが寄せられました。
 学生たちは給食を生徒と共にしたのち、数年前に着任した阿部寛大先生から話を聞きました。先生は「2 軸思考」カードを用いて学生自身の教職に関する率直な思いを拾い上げ、それをもとに学生同士が話し合って互いにその思いを分かち合うことを試みました。活動を伴う学びが学生にも及んだひと時でした。
 松谷茂校長は日ごろより「失敗をしてもいいんだ!」と生徒を励ましているそうです。勇気をもって挑戦する心の支えとなって、活発な学習につながっているのでしょう。このたび、学生たちを迎え入れてくださった松谷校長、そして川崎先生、阿部先生は東京学芸大学の卒業生、後輩にとっては大きな励ましと感じたに違いありません。
 参加した学生は 19 名(1 年 5 名、2 年 11 名、3 年 2 名、4 年 1 名)、引率者は大学から前田 優先生、辟雍会からは荒川悦雄先生、そして小澤一郎でした。(小澤一郎)

写真1 松谷茂校長の話

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写真2 メモを取る学生

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写真3 教職への思いを共に語る

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写真4 参加者一同

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ボツワナ共和国の国立中学校(続き) Montsamaisa C J S School in Botswana (continued)

近県学校訪問事業

ボツワナ共和国の国立中学校

記事と写真はこちらから

(荒川悦雄)

A project on visiting to schools at near prefectures.

Montsamaisa Community Junior Secondary School in Republic of Botswana

Report and photographs are here.

(Etsuo Arakawa)

近県学校訪問 埼玉県富士見市立諏訪小学校

 9月26日(火)午前9時30分東武東上線鶴瀬駅に集合。ららぽーと行きのバスに乗り市役所前で下車、緑豊かな文化の杜公園を通り抜け諏訪小学校を訪問しました。

 諏訪小学校は、富士見市役所・市立図書館・市民総合体育館・市民文化会館などの公共施設に隣接し、市内でも一番大きな学校です。今年度は特別支援教育の充実・不登校0・働き方改革の推進も重点に取り組んでいます。

 本学A類保健体育科卒業の石井勝博校長先生のお迎えを受け、2Fの冷房の効いた会議室へ。机上に、一人一人の学生のネームホルダーと資料が準備されていました。

 今回の参加学生は13名(1年4名・2年5名・3年1名・4年2名・院生1名)、引率者は、大学から荒川悦雄先生、辟雍会から山本一雄副会長、臼木信子副会長の3名です。辟雍会埼玉県支部の市村元信先生もご出席。

 10時から、校長先生の学校概要の説明の後、各学年・特別支援学級に2・3校時の参観と給食・清掃時間までの配置をしていただきました。子ども達がお迎えに来はじめ、各学年学級へ。授業の進め方や掲示物、児童とのかかわりなど、給食も学級の子ども達と一緒に食べたこともあり、日常の教育活動に触れることができました。

 午後からの、校長先生の自己紹介では学生時代の、本学数学科の教授との出会いが、教職に就いてからの算数科の研究で、継続してご指導いただけたこと。本学との繋がりが話されました。校長先生のお人柄もあり、参加学生の一人一人の学びを共有したいという主体的な発言を生かし、「児童の言葉を大切にした課題づくり」「子供たちが主体的に取り組める工夫」など、学生の教師の役割に視点をおいた気づきに、具体的な学校での取り組みをお話しいただきました。学級のルールづくり・学年での話し合いで工夫した掲示物・子どもと一緒にまとめる課題づくりのポイント。特に特別支援の学級での指導については貴重な学びの場をいただきました。本学卒業の若手2名の先生の元気に授業をされる姿も見ることもできました。                               (臼木信子記)

 

写真1 校長先生の学校説明を聞く

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写真2 授業参観             

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写真3 授業風景 タブレットの充電も

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写真4 参加者一同

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近県学校訪問 成蹊小学校

 この学校訪問は東京学芸大学と辟雍会の共催事業です。今回は 9 月 21 日(木)に実施されました。猛暑の続く中、この日ばかりは曇り空で少し気温をも下がりほっと一息ついた日でした。
 成蹊小学校は、武蔵野の風情が残りケヤキの樹木が並ぶ成蹊学園キャンパス(小・中高・大の校舎がある)の一角にあります。児童は遊びが大好きで校庭や校舎の広い廊下でじゃれ合っている姿が印象的です。
 見学は、初めに本学卒業生である跡部清校長による学校概要の説明が広いホールで行われました。次いで授業見学です。まず国際学級を見学しました。海外から帰国した児童が集まるクラスです。ここで学校生活に馴染んで一般クラスに合流します。この日は 9 月に編入した数名が、身近なカタカナの学習を受けていました。成蹊小学校は帰国子女を受け入れた教育を戦前から行っているのです。そのほかに算数、英語、社会、国語、ネイティブ教員による英語特別指導の場面を見学しました。学生たちは熱心にメモを取りながら子供の様子と先生に目をやっていました。廊下に並ぶ夏休みの自主研究ノートにも目を通していました。
 昼食後、本学卒業生の教員の後輩へのメッセージがあり、学生からはたくさんの質問が出されました。ひとつ一つ丁寧に応えている様子は、これから教員をめざす学生たちへの励ましそのものでした。この先輩は、卒業後しばらく海外生活する道を選んで、そこで語学だけでなく自分にない価値観に出会った。今、子どもたちには「楽しいこと」「違いを認めること」「間違うことを恐れないこと」を学んでほしい、と熱く語りました。先輩の生き方に学生たちは自分ごととしてとらえていました。「私立学校は堅いイメージで児童はお行儀がよくおとなしいと思っていたが、教室がにぎやかなことは意外だった」(1 年)、「在校時には当たり前だと思っていた行事をたくさん経験したことが、今になって貴重なものだったと気づかされた」(1 年、卒業生)といった感想がありました。
 参加した学生は 16 名(1 年 6 名、2 年 6 名、3 年 2 名、4 年 1 名、院生 1 名)、引率者は大学からフォグリ ヴォルフガング先生、辟雍会からは二宮修治先生、そして小澤一郎でした。(小澤一郎)


写真1 国際学級前の掲示

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写真2 先輩の授業

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写真3 先輩の話に質問する学生

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写真4 出席者一同

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ボツワナ共和国の国立中学校 Montsamaisa Community Junior Secondary School in Republic of Botswana

近県学校訪問事業

ボツワナ共和国の国立中学校

A project on visiting to schools at near prefectures.

Montsamaisa Community Junior Secondary School in Republic of Botswana

 この事業は本会と大学との共催事業による学校訪問です。訪問先の学校も全校を挙げて協力してくださっています。今回はボツワナ共和国の国立中学校、モンツァマイサ地区中学校(仮訳)を2023年9月12日(火)にオンライン訪問しましたので、ご報告いたします。

 この学校は1992年9月12日に創立、31周年の記念日を我々の訪問日に設定してくださいました。まず、校長のベハ ジョージ先生とご案内役のマサラ ツェケディ先生が学校の沿革や現状をご紹介してくださり(写真1)、続いて集合写真を撮り(写真2)、校内をご散策されながら(写真3)、授業風景を見学させてくださいました(写真4)。農業がカリキュラムに入っていることが特徴とのことで、教育用のパソコンは足りないと仰っておりました。校内は広く、整理されていて、落ち着いた雰囲気の学校でした。マサラ先生がここは社会の教室ですとか、理科の教室ですと、教室の扉を次々に開いて紹介してくださいました。それぞれの教室で学ぶ先生と生徒たちが、カメラと目が合うとちょっと照れ臭そうにしておりました。そこに生徒たちの学んでいるぞという気迫も感じました。

    This project is a school visit organized jointly by Tokyo Gakugei University (TGU) and TGU Alumni Association 'Hekiyou-Kai'. The host school including all teachers and students is also cooperated with us. This is a report on an on-line visiting to Montsamaisa Community Junior Secondary School in Republic of Botswana, Tuesday 12 September 2023.

    This school is established on the 12th of September 1992, this means that they fixed and welcomed us at the 31st anniversary day as our visiting day. First, school principal Mr George Mbeha and person in charge Mr Tshekedi Masala explained the school history and activities, photograph 1. Next, we took group snaps, photograph 2. After moving inside the school, photograph 3, we visited some classes, photograph 4. It was emphasized that the agriculture is including in the curriculum. Resource of computers are not enough. Campus is wide, organized, and relaxing. Mr Masala opened doors one by one saying subjects such as social study, science, etc. At each class, for a just moment they find a camera in, the teacher and students in the class felt shy a little and continued studying. We felt students' attitude to learn very much.

東京学芸大学同窓会総会

 6月4日(日)13:00より、一般社団法人東京学芸大学同窓会の令和5年度の総会が本学講義棟S410教室において開催されました。森富子理事長が初めに挨拶をし、その後に濱田豊彦本学副学長が来賓を代表して挨拶しました。その挨拶の中で、先に本学創基150周年を記念したWBCの栗山英樹監督を迎えての講演会について、その講演後のエピソードを紹介しました。栗山氏は野球部を訪ね、60名を超える現役の部員およびマネージャーの一人ひとりにサインをして記念写真を撮っていた。その光景を目にして、教師が児童生徒一人ひとりを丁寧に観察して向き合う姿勢に重ねて、"学芸大マインド"をここでも見ることができたという話でした。

 

 総会後は本学自然科学系基礎自然科学講座物理科学分野准教授の小林晋平先生の講演『学校教育における学際的な学びの実現へ向けて~「うけとめる力」を育むために~』がありました。高校の教科の好き嫌いを問えば、嫌いの筆頭が「物理基礎」であるというデータがあるものの、小林先生の授業を聞いた学生は、物理のイメージが変わっていく、という感想が寄せられて、今や学内外の超人気の先生です。先生によれば、物理とはものの見方であり、その見方とは主観的である。その主観を追求した先に他者と共有できる感動がある。それはなぜか、といって表題のテーマに迫っていきます。

 

 本会は講演も含めて、会員にはYouTube配信もなされました。また役員改選も行われ、新理事長には森富子氏が再選されました。辟雍会からは長谷川正会長、丹伊田敏副会長、山本一雄副会長、荒川悦雄理事、小澤一郎理事が来賓として出席しました。(小澤 記)

 

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写真1 挨拶する森富子理事長(引き続き理事長として再任された)

 

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写真2 総会(新役員の紹介)

 

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写真3 講演する本学・小林晋平准教授

 

第21回東京学芸大学辟雍会理事会

 5月27日(土)14:00に東京学芸大学第1会議室(本部棟3階)において、辟雍会理事会が開催されました。コロナ禍において3年間は文書会議でしたが、久しぶりの対面会議でした。会の冒頭、長谷川正会長は、会長になって2期目であるが、対面による理事会を今回初めて開催できたと挨拶しました。挨拶の中では、本学が創基150周年を迎えてその行事に本会も協力していくということ、さらに、重要なことは本会においても創立20周年の記念すべき年であることを強調しました。審議の中でも、記念行事については活発な意見交換がなされました。また、近畿支部が発展的解消して、新たに岐阜県支部が発足した(4月1日)ことが承認されました。

 議案については、会則の会員定義に関しては再度検討することになりましたが、それ以外の案件については可決されました。

 

 当日の出席者は、会長のほか、司会の幹事長・松村茂治、副会長の丹伊田敏、臼木信子、山本一雄、加藤正克、松川正樹、顧問の馬渕貞利、一社東京学芸大学同窓会の青山直志、各支部からは種市哲(青森県)、柏瀬省五(栃木県)、本多秀吉(神奈川県)、武藤葉子(静岡県)、山本正実(近畿)、竹内仁志(岡山県)、宮地彌典(高知県)、瀬口卓士(大分県)、部長の手塚譲治(総務)、清水研司(会計)、小澤一郎(広報)、二宮修治(組織)、荒川悦雄(事業・情報化推進)の23名(敬称略)、事務職員2名でした。

 

 当日は土曜日の休日でありながら、梅雨入り前の晴天に誘われて、キャンパスのあちらこちらで、学生以外にも小学生・中学生・高校生、そして子供連れの大人まで活動が行われていました。(小澤 記)

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写真1 対面による理事会

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写真2 挨拶する長谷川正会長(右は司会の松村茂治幹事長)

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写真3 出席者一同

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写真4 この日のキャンパス(ケヤキ広場)

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写真5 この日のキャンパス(プレイパーク)

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写真6 この日のキャンパス(総合グラウンド)

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写真7 この日のキャンパス(クロマツ通りのアジサイ)

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写真8 この日のキャンパス(総合メディア教育館前)

WBC優勝!! 栗山英樹氏特別公演

 5月20日(土)14:00に本学中央2号館4階S410 教室においてWBC優勝監督の栗山英樹氏の特別講演がありました。当日は申込者多数のために、他の教室でのライブ配信、学外でのライブ配信もセットされました。

 

 講演の冒頭に本学の國分充学長より東京学芸大学創基150周年記念に際して設置された「栄誉教授」称号の授与が行われました。続いて現役野球部主将から挨拶がありました。野球部グランドの拡張の願いが添えられると、会場がどっと沸きました。

 

 話の中心は、選手の活躍ぶりというよりはアメリカで活躍する選手を招聘する際のやり取りや、小指を骨折した源田壮亮選手との会話、そしてダルビッシュ選手と大谷翔平選手を起用する際のぎりぎりの決断など、選手との間で交わされた「たましい」のぶつかりの様子でした(栗山氏は「たましい」という言葉を何度も発しました)。監督業は「決断すること」と「もっとも嫌な仕事をすること」にあるという栗山氏の真骨頂がそこにあったと感じました。選手との間で交わされた心のこもった対話が人を動かした。これがWBC激闘の中で見せた「侍ジャパン」各選手の躍動の源だったのだと得心しました。

 

 講演後には多数の質問が寄せられました。今後やりたいことは? という質問に対して、「これまで見たこともない何かをゼロから始めたい」と答えたのは、栗山氏が本学卒業後に果敢にプロの世界に飛び込んだ時の気持ちに重なるものと感じました。また、ヌートバー選手招聘に関しては、グローバル化する社会の流れの中での決断であったと述べ、視点の広さを伺うことができました。

 

 最後に、教室で目立たない子どもにどう声をかけるか迷う学生から、同じように出場の機会のない選手にどう声をかけるのかと問われると、一呼吸おいて、自身も教育自習の体験から教室の様子は理解しているとした上で、「あえて声をかけない、選ばれてきた選手のプライドを尊重するから」と...。相手の気持ちや背景を十分に考えたところから絞り出された対応だったのだと実感しました。

 

 「自分のことより、誰かが活躍してくれているのはうれしいことだ」という栗山氏が、今回、本学学生・教職員・卒業生を前に行った講演のタイトルは「人を育てる力」でした。(小澤 記)

 

 

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写真1 栗山英樹氏講演会のチラシ(辟雍会用)

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写真2 祝勝の垂幕(正門前の道路)

新年度会長挨拶

                会 長 挨 拶                 2023年4

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                              長谷川 正

 皆様お変わりなくお過ごしのことと存じ上げます。

 会長2期目の2年目を迎えましたが,昨年度も依然として新型コロナウィルス感染症が終息しませんでしたため,対面での会議は自粛せざるを得ませんでした。全国代表者会議もメール会議としましたが,情報化推進部を設立しオンライン会議の試行を行いました。オンラインではありましたが,委員の方々のお元気なお顔を拝見でき大変うれしく思いました。本会における人と人との交流の大切さを改めて感じています。

 コロナウィルスの感染力は依然として強いままですが,政府は新型コロナウィルス感染症を5月から季節性インフルエンザと同じ「5類」に分類することを決定しました。これは,感染による致死率が第1波では5%を超えていましたのが,第8波では0.2%となりましたことが大きな理由です。この致死率の低下は,感染した場合に重症化するリスクが高い高齢者のワクチン接種率(3回)が全国で9割を超えていますことと,治療薬の供給が安定していますことに起因しています。この分類変更に先立って,313日からマスク着用が「個人の判断」に委ねられることになりましたが,感染には自身で十分気を付けねばなりません。街を歩く人の多くがマスクを着用しています。また,東京ドームで開催されましたWBCには,連日4万人を超える観客が集まりましたが,ほとんどの人がマスクをして応援していました。本学の卒業生である栗山監督が率いる侍ジャパンのWBC強化試合での大谷選手の衝撃的2打席連続ホームランや東京ドームで開催されましたオーストラリア戦では右翼席の上に設置された自身の看板を直撃する140m超えの特大3ランホームランをTVで観て,今まで野球に関心がなかった方も野球に魅入られたのではないでしょうか。東京ドームに集まった満員の観衆が声出し応援している光景を見ますと,コロナ禍がもうじき終息するという期待が持てます。しかし,まだ油断せずに,感染対策を引き続き十分することが大切でしょう。

 コロナワクチン開発のスピードを飛躍的に向上させましたのは,大規模な実用化が可能になりましたm-RNA医薬で,この分野の更なる発展が強く期待されています。このような状況を反映して,日本化学会「化学と教育」1月号に,RNAに関連する技術についての現状と今後の展望に関する特集が組まれました。その「化学と教育」の表紙に,本学自然科学系研究棟の写真が載り,「東京学芸大学は『高い知識と教養を備えた創造力・実践力に富む有為の教育者を養成する』ことをミッション・ステートメントとする教育の総合大学として,日本の教員養成の中核を担っています。教育分野のみならず人文・社会科学,自然科学,芸術・スポーツなど多様な専門分野の教授陣のもと,緑豊かなキャンパスにおいて少人数教育を実践し,次世代の子どもを育成するための人材養成に取り組んでいます。」との説明がありました。

 大学は,今年,創基150周年を迎えています。大学の「次世代の子どもを育成するための人材養成の取り組み」を応援していきたく思います。今後とも変わらぬご支援・ご協力のほど宜しくお願いいたします。

 新入生の皆様,ご入学おめでとうございます。高校の3年間はコロナ禍の3年間となってしまいましたが,大学での4年間を大いに楽しむと共にこれからの人生に役立つことをたくさん学んでください。皆様のご活躍を期待し,本会も皆様の応援をしていきます。

学芸大学の桜

23.03.20

       学芸大学の桜

 

3月20日に、辟雍会運営委員会がコロナ後初めて対面とオンラインによる会議を行いました。会議室で久しぶりに顔を合わせた委員は、長い間何もなかったかのように挨拶を交わして、何かほっとした気分です。

今年は3月になって暖かい日が続き、桜の開花が早いと言われています。しかし、この日の大学の桜は「まだ早い!」といったところでした。それでも、辟雍会事務所前に堂々と咲き誇る辟雍会岡山支部より寄贈の「醍醐桜」は見事に開花しました。(小澤)

写真1 正門前の様子(3月20日現在)

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写真2 正門付近の構内

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写真3 事務所前の「醍醐桜」

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写真4 「醍醐桜」は辟雍会岡山支部の寄贈による

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東京学芸大学同窓会新年祝賀会の開催(1月22日)

 一般社団法人東京学芸大学同窓会の令和5年新年祝賀会が、去る1月22日(日)の昼に東京ガーデンパレス(文京区)にて開催されました。

 会の冒頭に森富子理事長より挨拶がありました。コロナ禍でしばらく開催できなかった本会が3年ぶりに開催できたことの喜びと、開催にあたって感染症予防対策に万全を期し、準備に尽力されたスタッフおよび会場提供者に感謝を述べました。そして、これが出発となってまた新たに会が発展していくことに期待をよせ、スマホやタブレットが普及する時代でも、やはり人と人との交流が重要である、と強調しました。

 来賓の東京学芸大学 國分充学長は挨拶の中で、本会から図書館リニューアルに際して協力いただいたことに対する御礼を述べ、大学の動きとして、昨年、令和の日本型教育の教員養成を先導する「教員養成フラッグシップ大学」に指定されたこと、また、次年度に大学が創基150周年を迎えること、それに関連した諸行事や計画があることなどを紹介しました。

 冬の晴れ間におよそ90名が出席し、マスク越しに会話が弾んでいました。会場には、学生歌「若草もゆる」のBGMが流れ、団欒の場を心地よく包み込んでいました。辟雍会からは来賓として荒川悦雄事業部長と小澤一郎広報部長が出席しました。(小澤記)

 

写真1 新年祝賀会会場 

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写真2 新年の挨拶に廻る森富子理事長

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写真3 左から佐々木幸寿副学長 國分充学長 中島裕昭副学長 鈴木聡副学長

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会長挨拶

     2023 会長挨拶

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長谷川 正

 

 謹んで新春のお慶びを申し上げます。

 辟雍会会員の皆様におかれましては,お健やかに新春をお迎えのことと存じます。

 

 コロナ禍になってもう3年になりますが,いつ終息するのか,まだ先が見えません。海外ではマスクをせずに日常生活を送っている国も増えてきているようですが,マスクの着用や密を避ける等の工夫をまだ続けた方が良さそうです。

 

 年末年始は行動制限がありませんでしたので,1年前よりも観光地の人出や初詣の参拝者が増加したとのニュースが流れていました。密を避けるために初詣を自粛された方もいらっしゃったかと思いますが,今年は初詣に行かれた方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。参拝された神社や寺院の人出は如何でしたでしょうか。参拝者が多い神社仏閣の中には,密を避けるために12月1日から参拝者を受け入れ,新年の3月末までを初詣期間としたところもあるそうです。多くの神社の拝殿の中央には大きな鈴が吊るされ,参拝者が鳴らせるように鈴に麻縄が付いています。鈴の音色は参拝者を敬虔な気持ちにしますが,人と人との間接的接触を防ぐために,鈴に付けた麻縄を取り外した神社もありました。これからは新型コロナウイルスと共存して行かざるを得なくなりそうですので,このような参拝の仕方が普通になるかもしれません。

 

 コロナ禍の3年間は我慢の3年間と言えるでしょう。しかし,そのような中でも,初詣の仕方のように,いろいろな所で新しい工夫がなされてきています。本会も,昨年,web会議開催に向けた試行やバーチャルな組織であるリエゾンオフィスの立ち上げに取り組んできました。リエゾンオフィスの「リエゾン(Liaison)」は「組織間の連絡」という意味です。大学には,教室・学科・研究室等の同窓会,サークル・同好会,クラス会,教職員会等の多くの団体があります。リエゾンオフィスは,これら団体と連携・協力して辟雍会情報を会員の皆様に提供し,本会と会員の皆様との連携を今まで以上に密にすることを目的としています。リエゾンオフィスには,例えば,辟雍会の新たな支部設立を目指している方が集まって設立準備会を作って登録することもできますし,同期会のようなグループも登録することができます。リエゾンオフィスへの登録は,本会ホームページ(https://www.hekiyou.com/)から行うことができます。是非,多くの団体に参加していただきたく思っています。大学は今年創基150周年を迎えますので,リエゾンオフィスを通じて多くの会員の方に情報を提供し,今まで以上に大学を応援して行きたく思います。

 

 2023年の干支は「癸卯(みずのと・う)」です。陰陽五行説では,癸が水の陰のエネルギー,卯が木の陰のエネルギーを意味し,「癸卯」は「寒気が緩み,萌芽を促す年」を表しているそうです。コロナ禍の世の中に,そろそろ希望が芽吹く春がやってきそうです。兎はその跳躍する姿から「飛躍」,「向上」の象徴とされていますので,今年は,辟雍会を兎が跳躍するように大きく飛躍させたく思っています。

 

 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

辟雍会リエゾンオフィスのご案内

辟雍会リエゾンオフィスのご案内

 リエゾンオフィスは,既設の教室・学科・研究室等の同窓会,サークル・同好会・クラス会等の団体や新規に設立される団体と連携して,辟雍会情報を会員の方々にお届けし,本会と会員の方々との連携を密にするためのweb上のバーチャルな組織です。「リエゾン(Liaison)」は組織間の連絡」の意味です。リエゾンオフィスを通して,大学も応援して行きます。

 リエゾンオフィスに登録していただく際には,団体名,代表者,連絡先メールアドレス,会員数,簡単な団体の説明を入力していただきます。下記枠をクリックすると,リエゾンオフィス登録フォームが表示されます。

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リエゾンオフィス案内HP用

ホームカミングデー講演(小林晋平先生) 「わかりやすければよいのだろうか?~学問の面白さを伝えるということ~」

 11月5日(土)小金井祭初日、3年ぶりに開催されたホームカミングデーの講演会はS410教室で行われ、学芸大学関係者や近隣住民の方々で賑わっていました。國分充本学学長、長谷川正辟雍会会長の挨拶のあと、小林晋平先生が登壇され、標題の講演が始まりました。小林先生は2015年に本学へ着任され、現在に至るまで基礎自然科学講座物理科学分野准教授として教鞭をとっておられます。小林先生のエネルギッシュなトークは講義でも学生たちに大人気です。またYouTubeやテレビの画面を通しても先生の魅力は広く知られているところです。先生の詳しいプロフィールはホームページに掲載のパンフレットをご参照ください。
 講演では現在教育界で使われる「わかりやすい」といった言葉に潜んだ本質的な課題から、「わかりやすい」で終わらせない学問の面白さをどう伝えるべきかを聴衆に投げかけました。物理学の世界を超えた課題でした。
講演の司会にあたった基礎自然科学講座物理科学分野教授の荒川悦雄先生(本会の事業部長・情報化推進部長)のコメントを紹介します。
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 高校物理基礎の教科書の目次から始まり、各項目が意味ある順序により構成されている全貌を俯瞰させることを強調しておりました。驚いたのはご自身の講義で使用されているという設問集の中身でした。なんの変哲もない、ごく普通の例題が並んでいました。教えやすい内容のところだけを薄く選んだ「ただの知識」ではなく、分厚い内容で「人格を伴う教養」へと発展させることを勧めておりました。「良い問い」を立てるなど、あの手この手を惜しむことなく教えてくださいました。
 コツコツと書き溜め、蓄積してこられた言葉の数々は、心を揺さ振り、学ぶ幸せを確認するものでした。「やる気の無料配布」は私にも到達しました。「結局のところ、どれだけ時間を費やすかです。」と締めくり、教育者は「遠足の引率者だ」と仰っていました。

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辟雍会WEB会議の試行

 11月に入るとコロナ以前は辟雍会全国代表者会議が開催されていましたが、今回も会議は書面会議となりました。一方で、WEB会議の試行(Zoom)が5日の午前10時から40分間行われました。初めての試みです。長谷川正会長、荒川悦雄情報推進部長そして事務所の方々が中心となって機器設定がなされ、会議には遠方の方も含め21名の会員が参加しました。
 長谷川会長が司会・進行を務め、参加者全員の発言、発信がありました。各支部の動きの報告もありました。画面越しとは言え、会員諸氏と顔を合わせることができたのは幸いでした。そして、やはり対面に準じたこのような会議は必要なものと実感しました。
 会長より、今後もこうした形で本会の情報交換・運営を図ってといきたいとのまとめがあって、試行的な会議を閉じました。次回の企画が待ち遠しいところです。(広報部長 小澤一郎)

会長挨拶

辟雍会会長
長谷川 正
 

 皆様お変わりなくお過ごしのことと存じ上げます。

 2020年4月に会長に就任し1期目の任期が満了となりましたが,引き続き会長を務めせていただくことになりました。今後ともどうぞ一層のご指導,ご支援を宜しくお願いいたします。

 振り返りますと,この2年間は,新型コロナウィルス感染症の流行と拡大のため,対面式の集まりを自粛せざるを得ず,全国代表者会議も理事会・幹事会等も対面では開催できず,活動が制限された期間となってしまいました。2019年12月に中国武漢市で新型コロナウィルス感染者の第1例目が報告されてから, 僅か数ヶ月の間に世界的な流行となり,会長就任直後の2020年4月早々に東京,大阪,神奈川,埼玉,千葉,兵庫及び福岡の7都府県で緊急事態宣言が発令され,それが4月中旬には全都道府県に拡大されました。これさえ乗り切ればコロナ禍が終わると誰もが信じていたのではないでしょうか。しかし,感染者が減少しても,また急な増加となるうねりが起こり,今は第7波の到来が懸念されています。こんなにコロナ禍が長期化するとは誰も予想していなかったと思います。大学では,緊急事態宣言発令に伴って学外者の入構を制限し,それがまだ続いています。今期は対面式での全国代表者会議等が開催できますことを願っていますが,オンライン会議を含めて,今後の会議の持ち方と本会活動の活性化策を検討していく所存です。

 学校では,新学習指導要領に沿った教育が始まっています。この開始時期がコロナ禍の始まりと重なり,休校措置もありましたので,先生方はさぞご苦労されたことと思います。今回の改訂では「『主体的・対話的で深い学び』の実現に向けた授業改善を推進すること」が求められています。この授業改善では「話し合い」が重要な学習活動ですが,給食時は黙食,授業中も児童・生徒はマスクを着用しなくてはならず,また,オンライン授業となる時もあり,話し合いの実現に工夫をされたことと思います。話し合いのような,今まで当たり前にできていたことが制限されているコロナ禍では良いことは何もないように思えますが,このような中でも次に繋がることを見つけられています。先日,高校の先生から「コロナ禍でなかったらオンライン授業はしなかっただろうが,オンライン授業では,生徒が理解し難いところの録画を何回も見て理解していた。これはオンライン授業のメリット」とのお話を聞きました。コロナ禍の不自由な環境を,今まで気が付かなかったことを見出す良い機会と捉えて,辟雍会を更に発展させる何かを見つけたく思います。

 学校での先生方のご努力と同様に,科学や医学分野での研究も着実に進められています。最近,国内の製薬会社が新型コロナウィルス感染症経口治療薬を開発し薬事承認を厚労省に申請中とのニュースがありました。感染症は古くから知られており,旧約聖書にも記述があるそうです。ウィルスを撲滅できなくても,インフルエンザウィルスに対するようなワクチンや治療薬が開発できれば,ヒトはウィルスと共存して行くことができるはずです。早くマスクなしで過ごせる平穏な日が戻りますことと,会員の皆様のご健康をお祈りいたします。

 人間社会での軍事侵攻は絶対にあってはならないことです。困難に直面されているウクライナの皆様に心よりお見舞い申し上げます。事態が一刻も早く平和的に解決し、平穏な日々が戻りますことを祈ります。

任期満了に伴う辟雍会会長の選出について

2022年3月で,現会長長谷川正氏の1期(2年)の任期が終了します。

このことにより,辟雍会会長候補者推薦委員会は理事会に委任し,2022年2月末までに新会長を選出の運びとなりました。

結果,長谷川正氏が選出され再任となり,今後2年間(2022年4月1日~2024年3月31日)会長として就任されます。

会長就任2期目(2022/4/12024/3/31)にあたって,会員共々本会のさらなる発展を祈念するところです。

2022会長挨拶

長谷川 正

謹んで新春のお慶びを申し上げます。
辟雍会会員の皆様におかれましては,お健やかに新春をお迎えのことと存じ上げます。
                                      
 コロナ禍となってから,もう2年が過ぎてしまいました。この間,新規感染者数が減り新型コロナウイルス感染症が収束すると期待していました時もありましたが,感染者がまた増え,次の波が襲来するということを繰り返して来ました。いつになったら終息するのでしょうか。東京都の新規感染者数は,昨年10月中旬から50人以下の日が続いていましたが,年末になって増え始め1月4日には157人,5日には390人とこの原稿を書いているうちに急激に感染者が増えて来ています。沖縄県では5日の感染者が623人にも上り,再度緊急事態宣言が出されそうな状況になって来ました。元旦の初詣の人出は,どこの神社も寺院も昨年に比べ大幅増のようでコロナ禍前の水準に戻ってきたように感じました。ニュースで明治神宮,浅草寺,成田山新勝寺,大宰府天満宮などでの初詣の様子が流れていましたが,どこも人が溢れていました。参拝者は皆マスクをしていましたが,非常に「密」な状態で映像を見ているだけでも感染拡大が心配になりました。オミクロン変異株による市中感染も広がって来ていますので,第6波が来そうです。第6波が来ても,波のピークがそんなに高くならずに過ぎ去るのを願うばかりです。

 この2年を振り返りますと,市中感染,クラスター発生,緊急事態宣言,飲食店の時短営業等,話題は新型コロナウイルス感染症に関係した暗い話題が多くなりがちですが,ウイルスの構造決定,RNAワクチンの開発,抗ウイルス経口薬の開発等,短期間での科学・医療面での進歩がありました。このような大きな進歩ではありませんが,私達の身の回りでも変化がありました。シェアリングエコノミー型の宅配サービス,店員のいない店,レジに並ばなくても料金が払える店,今まで扱われていなかったラーメン・カレー等の冷凍食品を販売する自動販売機が現れました。これらは,コロナ禍が長引かなかったら必要とされたでしょうか。自宅に居てのオンライン授業も変化の一つでしょう。また,外出時のマスク着用が日常化し,スーパーやコンビニでソーシャルディスタンス確保のためにレジ前の床に描かれた足型,店の入り口に置かれているアルコール消毒液も違和感がなく受け入れられていると思います。これらは日常生活の中にもう定着している光景と思います。以前は,マスクと言えばアベノマスクのような布マスクが主流でしたが,不織布マスクやカラーマスクが普通となり,4日早朝に小笠原で起こった震度5強の地震を解説した気象庁職員がつけていた口元が見えるゴーグルのようなマスクも出てきました。コロナ禍でなければゴーグルのようなマスクは出てこなかったでしょうが,今はマスクの機能を有していればどんな形や素材のマスクでも違和感なく受け入れられています。これは,人が社会と一緒になって苦境を乗り越えようとしている表れでしょう。マスクを外して大勢で楽しい会話ができる日が早く来ますことを祈ります。

 本辟雍会も,コロナ禍では全国代表者会議を含めて対面での会議開催を自粛せざるを得ず,このため活動らしい活動ができない2年間でした。資料を郵送しての文書会議をしてきましたが,コロナ禍がまだ長引くようなら,オンライン会議も検討して行きます。人と人との交流が本会の基盤ですので,交流の活性化策も探りたく思います。一昨年から「辟雍会通信」を発行しています。「辟雍会通信」は,支部代表の方にword原稿をお送りし,各支部の便りを追加して支部会員の方にお送りいただいています。支部代表の方にはご苦労をおかけしていますが,支部活動のご案内や支部会員からの寄稿を掲載する計画をされるなど,会員間の交流の活性化を図ってくださっています。コロナ禍が終息し,支部会員の方がお集まりになる総会や懇親会開催のご連絡に「辟雍会通信」を活用していただける日が早く来ますことを願っています。

 今年は,虎のように強く前に進める年にしたく思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

会 長 挨 拶

令和3年4月

辟雍会会長
長谷川 正

 皆様お変わりなくお過ごしのことと存じ上げます。

 一昨年12月に中国湖南省武漢で発生しました新型コロナウィルス感染症が全世界に拡大し,我国では緊急事態宣言が2回発令されました。長かった1都3県の緊急事態宣言が,この3月21日にやっと解除されましたが,また新規感染者が増え始め,第4波が懸念されています。今年は例年より暖かい日が多く,東京では3月14日に桜の開花宣言が出ましたが,人が賑わう今までのようなお花見の光景は見ることができませんでした。早く,普通に暮らせる日々が戻ることを祈るばかりです。

 ともすると暗くなりがちですが,このような中で,大坂なおみ選手が全豪オープンで2年ぶり2度目の優勝,白血病の闘病生活を乗り越えた池江璃花子選手が東京都オープンの50mバタフライで復帰後初優勝,片道約3億kmの宇宙旅行から戻ってきた「はやぶさ2」から小惑星「リュウグウ」表面で採取した試料を入れたカプセルを無事回収,米国の火星探査車が火星に着陸して動画を送信等の明るいニュースがありました。どれも先への楽しみを感じさせてくれます。

 火星と聞くと,タコのような姿をした火星人を思い浮かべるのは,私のような高齢者だけでしょうか。火星人の姿は,英国のSF作家が書いた「宇宙戦争」(1898年)の挿絵が元とのことです。この小説がドラマ化され,米国で1938年にラジオ放送された時,現実のニュースと思った市民がパニックになったという話があります。火星人の姿は,火星に溝のようなものが沢山見え,それを運河と思ったことに起因しています。そのような運河を作ることができる高等生物がいるなら,火星の重力は地球よりも小さいので,大きな頭をしていても細い手足で支えられるだろうという"科学的"想像に基づいたものでした。今は火星に火星人がいると考える人はいないでしょうが,「地球人は火星から来た」という説がまじめに考えられています。もちろんタコのような火星人が地球に来て地球人になったということではなく,生命誕生の元になった物質が火星ででき,それを含む隕石が地球に飛来した可能性が考えられているということです。このように考えられているのは,生命の元になる物質ができるためには海だけでなく陸があることが必要なのに,太古の地球には陸がなく海だけで火星には海と陸があったからです。火星探査車からこれから送られてくる情報で,「地球人は火星から来た」かどうかに決着がつくと思います。HEKIYOU_2001kaichou.jpg

 コロナ禍の中でも科学や医学を始めとする人間生活を向上させる研究は着実に進められています。ワクチンの効果も今年中には現れるでしょう。コロナ禍で,当たり前のことが当たり前にできることの尊さと人と会えることの大切さを実感しています。支部も含めた本会活動は,人と人との交流が基盤で,それができないとなかなか進められません。昨年は,支部活動の一助にもなればと考え「辟雍会通信」を発行しましたが,これが支部の集まりの連絡用に使えるような安心して集える日が早く来ることを願っています。

 今年度も我慢の一年となりそうですが,これからの辟雍会を発展させる何かを見つけたく思っていますので,ご支援ご鞭撻の程,よろしくお願い申し上げます。会員の皆様のご健康をお祈りいたします。

2021会長挨拶

 謹んで新春のお慶びを申し上げます。
 辟雍会会員の皆様におかれましては,お健やかに新春をお迎えのことと存じ上げます。
                                      
 昨年は,新型コロナウィルス感染症が広まり大変な1年でした。大晦日には東京での新規感染者数が1,300を超え1日の感染者数として年間で最高となりましたが,それも年明けの7日には2,447と大幅に増え,東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県に2回目の緊急事態宣言が発令されました。この感染症の影響は多方面に現れ,東京オリンピックが延期となり,休廃業する飲食店等が増え,最も深刻なのは,医療がひっ迫し医療崩壊が懸念されていることです。本辟雍会も集まっての会議が開催できず,全国代表者会議も中止することを余儀なくされ,活動らしい活動ができない年でした。
 このような中での明るい話題としては,2014年に約3億km離れた小惑星「リュウグウ」を目指して打ち上げられた探査機「はやぶさ2」が,リュウグウ表面で試料を採取して6年間の宇宙旅行を終えて帰還し,投下されたカプセルがオーストラリアで無事回収されたことが挙げられるでしょう。このカプセルの中には,気体と直径1cm大の粒子を含む鉱物試料が入っていました。これらの試料を分析することによって,太陽系誕生の謎の解明に新たな手掛かりが得られる可能性があります。リュウグウ表面の岩石中には、太陽系が生まれた頃(今から約46億年前)の水や有機物が残されていると考えられています。有機物や水に富む小惑星が原始地球に衝突してアミノ酸などの有機物や水が地球に運び込まれ、生命をつくる材料になったとの仮説があります。地球の水はどこから来たのか、生命を構成する有機物はどこでできたのか,すなわち,生命の起源の謎を解く手掛かりも得られる可能性があります。この謎解きの中から,医療に関するヒントも得られるかもしれません。これからの研究に期待するところ大です。
 新型コロナウィルス感染症のワクチンが,従来の開発期間よりずっと短期間で開発され,海外では既に接種が始まり,国内でも近々始まります。鳥インフルエンザが毎年流行し,昨年末には1養鶏場としては過去最多の鶏約116万羽を殺処分したとのニュースがありましたが,人用のインフルエンザ治療薬が鳥インフルエンザに感染した鶏の治療に効果があることを日本人研究者が見つけ,専門誌に発表しました。また,英政府は,日本企業が開発したリウマチ治療薬が新型コロナウイルス感染症治療に有効であることを確認し,集中治療室に入っている患者への投与を開始するとのニュースもありました。新型コロナウィルス感染症治療に有効な新薬も近いうちに開発されるでしょう。
 今は生活が制限され我慢の時ですが,このような厳しい時だからこそ,ワクチンの短期開発のように,新しいアイディアが生まれる可能性があります。教育におけるオンライン授業での工夫もその一つでしょう。辟雍会活動は人と人との繫がりが基礎になりますので,集まる機会が制限されると,なかなか活発化することができません。しかし,今の厳しい状況を,逆に,本会発展の方策を見出す機会と捉えて,辟雍会として何ができるのか,何をしたらよいのか等をじっくり考えたく思います。支部の方々も,コロナ感染症が収束するまで,暫くは集まって親交を深める機会が持てないと思います。支部活動の活性化のためにオンラインの活用を考えるのも一つと思います。「辟雍会通信」はまだ始めたばかりで内容もこれから充実させて行く段階ですが,支部情報の共有に活用していただければと思います。
 今冬は強烈な寒波も度重なって襲来し,各地で大雪の被害が出ています。どうぞ事故に合わぬよう,また,コロナに負けぬよう,十分ご自愛ください。早く,明るく平穏な日が戻ることを祈ります。

第22回 東京学芸大学ホームカミングデー中止のお知らせ

 辟雍会と東京学芸大学共催によるホームカミングデーは,2020年10月31日(土)に開催を予定しておりましたが,新型コロナウイルス感染症終息の見通しがたたない状況にあることと,卒業生の皆様の安全確保の観点から,中止することといたしました。
 参加をご予定されていた卒業生の皆様には誠に申し訳ございませんが,事情ご賢察のうえ,ご理解賜りますようお願い申し上げます。

辟雍会と東京学芸大学共催の学校等訪問中止のお知らせ

 辟雍会では,学生に教職の魅力を体験してもらう企画として,2017年度から春学期終了後の休暇中に,1・2年生を主に学校等訪問を実施してきました。 
 新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため授業期間が延長され,また訪問を受け入れてくれる学校の開拓等も難しい状況にあることから,学校等訪問事業を皆様が安心して参加する事ができるまで休止させていただきます。
参加希望の皆様には誠に申し訳ございませんが,ご理解賜りますようお願い申し上げます。

東京学芸大学辟雍会修学支援金貸与募集

辟雍会は、この度、新型コロナウィルス感染症のため経済的に困難な状況にある会員を支援する修学支援金を創設いたしました。
早く皆様が勉学に励める環境を取り戻せるよう応援致します。
 貸与を希望する正会員は添付別紙の辟雍会修学支援金貸与募集要項によりお申し込みください。

1.対象者
  東京学芸大学教育学部・大学院教育学研究科及び特別支援教育特別専攻科に在籍する学生で、東京学芸大学辟雍会の正会員である者


2.貸与支援金の額
  原則として一人10万円を無利子で貸与する。(一人につき在学中一回限)

その他、詳細は添付の辟雍会修学支援金貸与募集要項をご参照ください。

→辟雍会修学支援金貸与募集要項

→辟雍会修学支援金貸与申請書

→辟雍会修学支援金返還誓約書

→辟雍会用債主データ登録票及び記入例

 問い合わせ先
  〒184-8501 東京都小金井市貫井北町4-1-1
      東京学芸大学 20周年記念飯島同窓会館2階
      東京学芸大学辟雍会事務所
  電話(ファックス兼用):042-321-8820
  E-mail:hekiyou@u-gakugei.ac.jp


(事業部長 荒川悦雄)

「辟雍会通信」第1号

今般、長谷川正会長による企画によって「辟雍会通信」を発行することになりました。これにより、本会事務所のある大学キャンパスと支部との相互の情報交換がより進むことを期待しています。 (広報部長 小澤一郎)

→「辟雍会通信」ダウンロードはこちら

会長就任のご挨拶

辟雍会会長  長谷川 正

 第5代辟雍会会長就任に当たりまして,ご挨拶申し上げます。

 昭和55年に東京学芸大学に化学教室の教員として赴任し,定年後も理事・副学長を務めましたので,私は大学に40年間勤務いたしました。40年の間に大学はいろいろ変わり良くなったところも多々ありますが,近年,皆様に愛されてきました桜が老木となり,台風で倒れたり倒木の恐れから伐採したりで本数が減り,今年の満開の桜は綺麗でもちょっと寂しく感じました。

 本会は17年前に設立され,その設立にも関わりました。本会は,その後,順調に発展し支部が27設立され,現在も支部設立に向けて準備されている県があります。このように本会が発展できましたのは,会員の皆様のご理解とご協力の賜物と感謝申し上げます。支部は,同窓の方々が集って情報交換や親交を深めることができる場となると共に,他の地域の同窓生や在校生に情報を発信する拠点ともなっています。本会を更に発展させて行くために,この支部作りを積極的に支援すると共に支部活動の活性化への協力もして行きたく考えています。

 今年は東京オリンピックが開催される希望に満ちた年となるはずでしたが,新型コロナウィルス感染症の世界的拡大のため,開催が来年に延期になってしまいました。オリンピック・パラリンピックだけでなく,各種催しが延期や中止となり,大相撲やプロ野球オープン戦は無観客で行われました。東京学芸大学の卒業式・入学式も中止となり,新学期の授業開始は4月27日からと例年より2週間程遅らせる予定になっていますが,状況によっては更に遅くなるかもしれません。本会としては,大学に協力して,在校生が通常の大学生活を送ることができる環境に早くしたく考えていますが,この新型コロナウィルス感染症拡大は今までにない異常事態で,まだワクチンも開発段階で治験の域を出ていませんため,今は手洗いや消毒等の感染予防対策の徹底に協力するしかありません。会員の皆様も十分予防対策を取り「三密」の場はお避けください。

 新型コロナウィルス感染症拡大防止のため外出自粛が要請され緊急事態宣言が出される可能性も高まっています。このような時期ですので,本会の会議の開催も難しい状況にありますが,これを機にこのような状況下でも本会の機能が損なわれないような組織の在り方と運営方法や支部活動への協力策等を検討し,本会の更なる発展を目指していく所存です。

 会員の皆様の変わらぬご支援ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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次期会長に長谷川正氏が選出される

 このたび、理事会において本会の次期会長に長谷川正氏(本会理事、現東京学芸大学副学長)が選出されました。会長選出は会則によれば「総会の承認を得る」ことになっていますが、この件について昨年秋に開催された全国代表者会議の決議によって理事会の決議を承認することとなっています。したがって長谷川正氏がこの4月より東京学芸大学辟雍会の第5代会長として就任される運びとなりました。本会の会長は荒尾禎秀氏(初代)、長谷川貞夫氏(第2代)、鷲山恭彦氏(第3代)、馬渕貞利氏(第4代)と続いております。なお馬渕貞利現会長は2016年4月から2期(4年間)にわたり会長職を勤められました。

お知らせ

 辟雍会員の皆様に、教育支援の人材募集の件につきましてお知らせします。これは、先日、鷲山前会長を通して紹介のあったものですが、公益財団法人CIESF(シーセフ)では、カンボジア教師育成プロジェクト「国境なき教師団」に参加する教育アドバイザー及びリーダーズアカデミー幼稚部教諭を募っています。会員の皆様の中でこれに応募しようという方がいらっしゃいましたら、下記のシーセフ日本事務局担当者までお問い合わせください。以下、簡単にそれぞれの応募条件等について掲げておきます。

(会長 馬渕貞利)



〇 教育アドバイザー

〈職務内容〉

カンボジアの小学校教員養成校教官に対する教育アドバイザーとして理科・算数の現地の実情に応じた指導法の開発にあたる。

任期:1年(1回更新可)。

〈応募条件〉

① 小学校教師経験者で、健康な人。

② 派遣時点で満69歳以下であること。



〇 小学部教諭

〈職務内容〉

シーセフがカンボジアで運営する幼少中一貫校の小学部クラスの担任を勤める(カンボジア人の生徒に日本語で指導)。

任期:2020年4月~2021年8月

〈応募条件〉

①小学校教員免許取得者。

②2年以上の現場経験があること(海外経験者優遇)。

③年齢は24歳~70歳。

なお、この件に関する詳しい問い合わせは、どちらも以下のところにお願いします。

東京都渋谷区渋谷2-9-8 日総第25ビル3階

公益財団法人CIESF(シーセフ)日本事務局

担当者:宇野 電話:03-5774-0250

東京学芸大学同窓会新年祝賀会

 一般社団法人東京学芸大学同窓会の令和2年新年祝賀会が、1月24日(金)の夜に東京ガーデンパレス(文京区)にて開催されました。

会の冒頭に令和最初の記念すべき新年祝賀会にあたり、昨年就任した和田利次理事長が挨拶をしました。来賓の出口利定学長は祝辞の中で、本学の教職大学院が200を超える人数となり、教員養成系大学の中心的役割を担う存在となったこと、海外日本人学校との連携も強め、アジアの日本人学校との教員派遣・学生派遣の提携が拡大していること、とりわけバンコク日本人学校から多くの教員派遣を求められていること等、内外において本学を卒業した教員や学生の質の高さを示すものだと述べました。辟雍会からは馬渕貞利会長をはじめとする副会長・各部の部長等が来賓として出席しました。

恒例の勤務5年未満の若手教員から校長就任間もない会員が壇上で紹介された後、二つの会場で各支部の記念写真撮影が行われ、みな歓談の時を楽しみました。最後は学生歌「若草もゆる」(昭和32年制定)を全員で唱和して、閉会となりました。

(広報部長 小澤一郎)

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辟雍会後援の東京学芸大学バレーボール大会

 昨年12月22日(日)、本学バレーボール部OB会と同OG会が主催し、辟雍会が後援する第18回東京学芸大学バレーボール大会兼大野杯が、本学大体育館・小体育館・附属小金井中学校体育館を会場に開催されました。この大会は本学バレーボール部のOB・OGが指導する中学校・高等学校のチームが対戦する伝統ある大会です。指導者の中には2008年北京オリンピックに出場した狩野美雪さん(現・聴覚に障害をもつ日本デフバレーボール協会の日本代表女子チーム監督)の顔もありました。開会式ではOB会長の中村勉さんの挨拶に続いて馬渕貞利会長が約400人の中学生・高校生の前で挨拶をしました。熱戦の結果、中学校男子の部でサレジオ学院中学校(3年連続)、女子の部で狛江市立中学校(2年連続)、高等学校男子の部で日本航空高等学校、女子の部で埼玉県立大宮東高等学校(2年連続)が優勝しました。中学校女子の部で本学附属竹早中学校は昨年に続いて3位の成績でした。

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辟雍会福井県支部設立総会に参加して

 昨秋の11月30日、8月に結成された辟雍会福井県支部の設立総会に招かれ、私は副会長の松川先生と一緒に米原経由で福井に向かった。福井駅に降り立つと支部の皆さんの出迎えを受けて恐縮したが、さらに宿泊先のホテルまでは松川ゼミの卒業生である前田由紀さん(A類理科卒、現在は福井県の特別支援教育を担当する指導主事を勤めておられ、現姓は岡本さん)が案内してくださった。懇親会場を兼ねた席で行われた総会は、事務局長の小林弥寿夫さん(D類保体科卒)の司会で進められ、支部規約や支部役員人事などを再確認するとともに、支部活動の発展を願う挨拶をもって終了した。その後、引き続いて行われた懇親会では、和やかな雰囲気の中で参席者の近況報告やさまざまな意見交換がなされ、例えば学芸大学陸上競技部の第60回箱根駅伝に参加した人たちによる出場記念誌『箱根路に想いをよせて』なども紹介された。

 ここで福井県支部設立の経緯を簡単に述べておくと、まず松川先生から前田さんに対して協力依頼があり、これを受けて前田さんが小林さんに相談され、小林さんが福井県における学芸大学保体科卒業生の会を母体として結成に漕ぎつけられた、という形を取っている。つまり、長年にわたる保体科卒業生の会の活動が支部結成の重要な支えになったのである。懇親会の最中に、勤務先の要務で席を外しておられた戎利光さん(大学院保体科修了、現福井工大学部長)も駆けつけられて、会は大いに盛り上がった。なお、この会の模様は福井新聞の記者をしている宮崎翔央さん(K類アジア研究卒)によって12月4日付の福井新聞でも報じられた。

辟雍会会長 馬渕貞利

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新年のごあいさつ

 辟雍会員の皆様、新年、明けましておめでとうございます。

 会員の皆様におかれましては、今年もそれぞれに熱い思いをこめて新年を迎えられたことと拝察いたします。

 辟雍会は、今年でもう創立17年目になりますが、昨年も福井県支部が結成されるなど少しずつ基盤整備が進んできております。これもひとえに関係各位のご尽力の賜物であり、この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。

 ところで、今年は年初から世界の人々の平和と安全への希求とそれを裏切る動きや事態を伝えるニュースが交錯しながら飛び交っています。そういう中にあって注目すべきことは、地球温暖化の危機を克服しようとする世界の若者たちの積極的な行動です。今年のオリンピックが東京で開催されることを考慮すると、世界平和の実現や地球温暖化の防止に向けて日本から新しいメッセージが発せられるようにしたいものです。また、今年は未来に向けて子どもたちの夢が膨らむ年でもあってほしいと思います。今年末には学芸大学ホームカミングデーで清水先生からお話しいただいた「はやぶさ2」が地球に帰ってまいります。「はやぶさ2」が持ち帰ってくる資料は、きっと私たちの宇宙への夢をさらに大きくするものになるでしょう。同じように、地球の未来を担う子どもたちに対してどのような教育を行なっていくのが望ましいのか、長期的視野に立った斬新かつ大胆な議論が巻き起こることを期待します。もちろん、東京学芸大学がそのオピニオンリーダーとなるべきであり、私たち辟雍会も、微力ながら学芸大学に協力できるよう頑張ってまいりたいと思います。

 そうした充実した一年とすべく、辟雍会員の皆様、ご支援・ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

2020(令和2)年正月

東京学芸大学辟雍会会長 馬渕 貞利

晩秋の学芸大学キャンパス2019

晩秋の学芸大学キャンパス2019

[撮影 馬渕貞利会長]

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ホームカミングデー講演 「太陽系のなぞに迫る-小惑星探査機「はやぶさ2」の挑戦-」(清水幸夫)

 小金井祭が行われている11月3日(日)、ホームカミングデー地域連携特別公開講座が本学S410教室において開催され、地域の住民や学芸大学関係者、そして子供たちが多数参加しました。この公開講座は毎年小金井祭の日に行われる恒例のプログラムで辟雍会と学芸大学の共催事業です。今年は今まさに宇宙にある小惑星探査機「はやぶさ2」のプロジェクトに参画した清水幸夫氏の講演でした。清水氏は現在JAXA宇宙科学研究所宇宙科学広報・普及主幹付担当職員として活躍中の工学博士です。

 冒頭、宇宙から見た地球を6人の宇宙飛行士の撮った映像がスクリーンに拡がり、オーロラや大気の緑色が鮮やかに目に飛び込んできました。さらにグーグルソフトにより地上2000キロメートルの高さから順々に100メートルに近づけた本学のキャンパスが映し出され、これで宇宙がぐっと近づいた気がしました。小惑星「イトカワ」に到達し、故障を抱えながら約7年後に帰還した「はやぶさ」の感動物語は忘れられません。今回の「はやぶさ2」は、その後継機として2014年12月3日に打ち上げられ、2018年に小惑星「リュウグウ」の上空に到着。そして今年4月に金属弾を衝突させ人工クレーターを造って地中の砂を採取したことは記憶に新しい。話を聞いて、「リュウグウ」の性質から「はやぶさ2」の挑戦は太陽系のなぞ、さらには地球誕生のなぞの解明に近づいていくような期待が膨らみました。

 講演の最後に来年から宇宙旅行の企画が実現するという夢のような話も出ました。会場からは大人から、また子供から専門的な質問が寄せられました。中にはSDGsの観点から宇宙開発に対する所見を求めるものもありました。清水氏は宇宙科学の面から、このかけがえのない地球を守りたいと、強いメッセージを残しました。

 この日は、この分野に専門的な知見を持っている方や夢をもつ子供たちまで幅広い層の人たちが、共に「はやぶさ」の軌跡を見ながら清水氏の話に酔っていたように思います。

(小澤)

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辟雍会会員の皆様へのお問い合わせ

東京学芸大学辟雍会会長

                             馬渕 貞利

 秋も深まりつつあり、寒さを覚えるような時節になってまいりました。

 東京学芸大学辟雍会会員の皆様におかれましては元気にご活躍のことと拝察いたします。本日は、東京学芸大学からの依頼を受けまして、以下の件につき会員の皆様にお問い合わせいたします。

 ご承知のように、近年、さまざまな事情により全国各地の学校で教員の確保問題が持ち上がっておりますが、東京学芸大学の附属学校・園でも非常勤教員や産休代替教員の確保が難しくなってきております。そのため大学から辟雍会にも協力依頼がまいりましたので、辟雍会会員の皆様にもぜひご協力いただきたく、お願い申し上げます。

学校教員資格をお持ちの本会会員の中で、定年でご退職されたりして毎週一定の時間の都合のつき、附属学校教員としてご協力いただくことが可能な方がいらっしゃいましたら、辟雍会事務局宛にご連絡いただけないでしょうか。締め切り期限はございませんので、随時お知らせいただければと思います。なお、お知らせいただきたい内容は、①お名前、②ご年齢、③お持ちの免許種(全て)、④ご住所、⑤連絡先電話番号、⑥メールアドレス、の6点です。また、お知らせいただいた内容を辟雍会から学芸大学の附属学校部に伝達することをご承知おきください。

お忙しいところ、お手を煩わせて申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。辟雍会の連絡先は以下のとおりです。

TEL / FAX 042-321-8820

Email hekiyou@u-gakugei.ac.jp

辟雍会全国代表者会議の開催

 辟雍会全国代表者会議が去る11月3日(日)午後1時より東京学芸大学第一会議室において開催されました。学内は小金井祭の最終日です。松村茂治幹事長の進行によって議事は順調に進められ、馬渕貞利会長による報告、提案された議案はすべて承認されました。会長からは本会の入会者数の減少による収入減により緊縮財政を余儀なくされていると報告があり、一方で新しい支部(福井県)や準備中である支部設立の展望が示されました。また、出口利定学長は挨拶の中で、大学の事情として、厳しい財政のもとにあること、また教職の魅力発信について触れました。そして各支部には教員を志望する若者を学芸大学にたくさん送ってほしいと呼びかけました。

 会議には、役員、理事、大学代表のほかに北海道、青森県、栃木県、埼玉県、千葉県、神奈川県、山梨県、新潟県、石川県、福井県、静岡県、近畿支部、岡山県、広島県、香川県、高知県、佐賀県、大分県、宮崎県、韓国の支部代表など46名の出席がありました。

(小澤)

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先輩たちのいる学校を訪ねよう! ―江東区立小名木川小学校―

 辟雍会と大学のキャリア支援課の共同事業として実施している学生の近県学校等訪問事業のうち7つ目、今年度最終回のコースの報告です。我々は10月19日(土)に江東区にある小名木川小学校を訪ねました。1年生3名、2年生4名、5年生1名、聴講生1名、留学生2名、大学院生1名の計12名を本学のキャリア支援課の佐々木菜都教員就職係長、辟雍会の山本一雄副会長と共に引率しました。学生参加人数は学校訪問事業始まって以来の最多です。

 当日は3日間に渡って開催されていた学校公開日の最終日で、PTAの方々が受付をしてくださっており、児童の保護者らが参観するところに、我々も混ぜていただく形式の学校訪問でした。午前中の3、4校時と午後の5校時を、昼食を挟んで見学させていただきました。校長先生からスライド使ってご自身のご紹介とともに学校のご紹介をしてくださり、学生らのたくさんの質問に校長先生が笑顔で丁寧に、そしてなにより先輩としてお答えくださいました。

 当校は「こうとう学びスタンダード」を実践し、プログラミング推進校の2年目を迎えられたそうです。俳句も盛んで、そうだよなと同感する句が教室の壁に掲示されていました。道徳の時間にキツネさんの涙の授業を受け、算数で速さの授業がなされ、総合的な学習の時間にクラス中の児童が1人1台のパソコンを使って真剣にプログラミングをし、音楽室から明るく澄んだ声の合唱が流れて来て、グラウンドで整列しながら運動する様子を階段の窓から眺め、体育館でマット運動するのを見学しました。点字や歯磨き教室もあったそうです。

 校長先生はつながりの大切さを強調しており、昭和の情緒あふれる道草のおまけつきでした。                          

(事業部長 荒川悦雄)

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先輩たちのいる学校を訪ねよう! ―富士見市立諏訪小学校―

 埼玉県のコースは、今年度も富士見市の中心にある市内で一番大きな富士見市立諏訪小学校を訪問しました。10月4日(金) 東武東上線の鶴瀬駅改札口前に9時半集合。1年生3名・2年生5名に交換留学生1名・教員研修留学生1名の10名と大学から南道子教授・辟雍会から荒川悦雄事業部長と私の3名が引率。挨拶をして、すぐにバス乗り学校へ。予定より早めの到着でしたが、教頭先生のご案内で、研修室へ。天気が良く気温も高くなってきていましたが、空調の効く研修室で川勝義彦校長先生から、諏訪小学校の概要をお話しいただきました。川勝校長先生はC類のご卒業で、特別支援教育についても研究を深められ、あたたかな学校経営をされています。今年度も、10名の学生たちが希望する学年の学級に入って、3・4校時の授業だけでなく、給食・清掃・昼休みまで、子どもたちと一緒に体験する機会を作って下さいました。学生たちは活動しやすい服装に着替え、それぞれの学級で子供たちとの時間を過ごし貴重な体験をしました。

 午後2時からは、市内のふじみ特別支援学校からD類保健体育科卒業の小澤雄一先生に教職に就くまでの、ご自身の経験をお話しいただきました。学生時代の留学、新卒で日本人学校へ、人材派遣の民間企業を経て、採用試験を受け、小学校教員から特別支援学校へと。学生からもこれからの自分の道を決めて行くのに選択肢が見えてきたという声も聴けました。辟雍会埼玉県支部の阿部博之事務局長、大学の南教授からもお話を戴き学生からの一人一人の感想も含め和やかな交流会が出来ました。川勝校長先生からも是非埼玉の教員になってほしいことと、12月4日の国語の研究発表会にもおいでくださいとご案内がありました。                           

 (副会長 臼木信子)

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先輩たちのいる学校を訪ねよう! ―多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校―

 多摩大聖中高(上記略称)の訪問は今年で三回目である。毎年快く受け入れてくれる事は感謝に絶えない。今年(925日)は学生6名(4年、2年、1年)でその中には韓国からの交換留学生と教員研修生も参加した。本学の鉄矢悦朗教授(キャリア支援室)、辟雍会の馬渕貞利会長、松村茂治幹事長、二宮修治組織部長、荒川悦雄事業部長と私が同行した。学芸大正門に集合し学芸大のバスにて多摩大聖中高に向かった。到着時には石飛一吉校長や中学・高校の教頭、教職員に迎えられた。

 はじめに学校の特徴を記した資料やパンフを基に学校の教育方針や学習指導などの説明を受けた。私学ならではの建学の精神に基づいた教育指導目標を定めて特色ある教育を行なっている事と公立学校との違いが理解できた。校内見学では室内温水プール、自習室、特徴ある図書館、全国の大学の資料を閲覧できる廊下空間など見て、数々の工夫と教育的配慮がされているのが解った。授業参観は、中学一年生から高校三年生までの 34時間目の授業の全てを対象に自由に参観できるように時間割が配られ、それを見ながら学生は自身の教科専門に合わせて、それぞれの意図で参観した。いくつかの授業で感じた事は生徒と教師の間でのコミュニケーションが良く取れている事、板書の方法やそれへの文字の美しさに感心した。

 昼休みには廊下などで生徒と対話し、触れ合い、その後は参加者と石飛校長先生、歌田高校教頭先生・大塚中学教頭先生と共に多摩大学キャンパスの食堂で会食をしながら懇談の時を持ち、時間を惜しみつつ多摩大聖中高を後にして学芸大に戻った。

 訪問に際し数々の準備やおもてなしに謝意を申し上げます。

(副会長 丹伊田敏)

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先輩たちのいる学校を訪ねよう! ―国府台女子学院中学部・高等部―

 

 このコースは参加学生3名、随行者3名(大学キャリア支援委員の小嶋茂稔先生および小澤一郎辟雍会広報部長と私)という少人数での実施となりました。ところが、開催当日(2019年9月27日)、集合予定のJR総武線市川駅改札口に行くと、学生の一人が前日ダンスで足を痛めたということで欠席、さらにもう一人は電車が遅延して遅刻。訪問先の国府台女子学院(千葉県市川市)には何とも申し訳の立たない出だしとなりましたが、学院の方ではとても親切に応対してくださいました。

 学校到着後、平田史郎学院長からご挨拶があり、来年には千葉県で1校だけになってしまう中高一貫の女子校を建学の精神に基づいて維持していくというお話しがありました。続いて、中学部教頭の井上卓也先生(学芸大学大学院修了生)からスライドを用いて学校説明をしていただいた後、3・4時間目の授業(世界史や体育など)を見学しました。また、全国的にも有名だとされる附設図書館では司書教諭の先生から詳しいお話を伺うこともできました。

 持参弁当で昼食休憩を取った後、学芸大学の卒業生教員の方々(井上先生を含め4名)との懇談会を持ち、うち解けた雰囲気の中で、教員として特に気をつけなければならないことや教員の仕事のやり甲斐などについて語ってもらいました。参加学生たちにとってはこれが学校教員になることの意味を考える良い機会になったようです。地元に帰って教職につくことを希望している愛媛県出身の一年生A君は、私立女子校で先輩の話が聞けたと喜んでおり、もう一人の千葉県出身のB君は、今後の進路に迷っている中での参加でしたが、先生方に励まされ教職についても考えるように見受けられました。

(会長 馬渕貞利)

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先輩たちのいる学校を訪ねよう! ―文京区立茗台中学校―

 辟雍会と大学のキャリア支援課の共同事業として実施している学生の近県学校等訪問事業のうち3つ目のコースの報告です。我々は9月30日(月)に文京区にある茗台中学校を訪ねました。学生(院生・海外からの教員研修生・留学生を含む)が7名(申込8名、欠席1名)を本学の音楽科の吉川文准教授、辟雍会の丹伊田敏副会長と共に引率しました。

 最初に見学した教室では前週に終えた中間考査の結果を返しておりました。目の前の学生の答案は全部に丸がついていたのが目に入り、「おっ、満点だね」と小声で言ってしまったのですが、なんと当人が振り返り、どきっとしましたが、満面の笑みを見せてくれました。最新ICTの都内最先端校を自負する当校では、天井から近距離で大きく映し出される3000 ルーメンのプロジェクター映像、94インチの電子黒板、これらに併用可能な手書きできるスライド式の白板と先生が縦横無尽に重なって行き交い授業が進められていました。タブレット端末の用意は3人に1台の割合なので、全員に行き渡らないのだけど、そこは工夫して、学年毎に一斉に使うのだそうです。コンピュータの調子が悪いときにはICT支援員が週1日来てくださるそうですが、緊急の時は本学の情報科をご卒業の校長先生自らが駆けつけて対応してくださるので「スーパーICT支援員」と呼んでもらっているのだそうです。文京区は学校選択制となっており、区内の入学希望者が当校にたいへん多く集まり、抽選となるとのことがよくわかりました。大学生がサポートとして当校に雇ってもらえる制度もあるそうで、生徒にノートをとるタイミングなどを教えているのだそうです。予定されていた見学に加えて、課外活動の茶道部が開催するお茶会にも留学生とともに臨席させていただきました。

 令和元年11月8日(金)は当校が一会場となる「第23回視聴覚教育総合全国大会」「第70回放送教育研究会全国大会」の合同大会が開催されるそうです。

 学校はどこも同じではないと圧倒され、21世紀の授業はこうなのかという先生の技と魅力に引き込まれて参りました。

(事業部長 荒川悦雄)

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先輩たちのいる学校を訪ねよう! ―座間市立立野台小学校―

 当該校に、学校見学のお願いに伺った際、「これこれの期間で、御校独自の行事等があれば...」との問いかけに、校長先生から、それならと提案されたのが、今回参加させていただいた「谷戸山探検」の企画だった。学校近くの県立座間谷戸山公園で行われる異学年交流による行事と聞いて、迷うことなく、それでお願いしますと言ってしまったものの、後になって、難しい条件がいくつかあることが分かってきた。

 新宿から小田急線で1時間以上もかかる距離の問題、学校集合は8時半という若者には厳しい時間設定、そして何より、実施するかどうかは当日の天候次第という不確定さ。果たして学生さんが集まってくれるものか...と不安に満ちた準備だったが、6人もの学生さんが参加してくれて、当日(9月20日)は好天にも恵まれ、絶好の探検日よりとなった。

配属グループの決定、児童朝会での紹介等を済ませ、ただちに出発となった。普通に歩けば5分ほどの所にある公園だが、全校生徒(各学年概ね4学級)を連れての、しかも公道を使っての移動となると、その何倍もの時間がかかる。

 子どもたちは、兄弟学年で公園内を探検し、観察ノートの記入に励んだ。公園にいたのは1時間半ほどだったが、子どもたちと学生さんはすっかり仲良くなり、鬼ごっこなどに興じる姿も認められた。

 学校に戻り、校長先生から教育目標等についての講話、給食(学生さんは、探検で担当した学級で)、昼休みの後、5時限目の授業参観、まとめの話し合い等の日程を消化し、訪問を終えた。

 じっくり授業を見せていただいたり、先生方のお話をうかがったりする企画からも得るところが多いが、この日のように、子どもたちと一緒になって活動するという企画も、学校生活の楽しいところを経験できて、貴重なことと思われた。

(幹事長 松村茂治)

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先輩たちのいる学校を訪ねよう! ―成蹊中学・高等学校―

辟雍会と大学のキャリア支援課の共同事業として行われる学生の近県学校等訪問事業は、今年度7つのコースに分かれて実施されます。今回が最初です。9月19日(木)に武蔵野市にある成蹊中学・高等学校を訪ねました。1年生7名、2年生1名の計8名を本学の國仙久雄教授、辟雍会の山本一雄副会長と共に引率しました。8名の半数は理科の専攻(選修)学生でした。成蹊中学・高等学校は成蹊学園として戦前から海外子女の受け入れを行っており、その伝統は現在も受け継いで国際教育に繋げています。他方、実験・観察を重視した理科教育も充実しています。本学卒業生の跡部清校長の学校説明を受けて、学生は国際学級の授業や、英語、家庭科、理科の実験授業を参観し、大学先輩の先生との懇談を通じて将来の自分の姿に想いを馳せました。以下、学生の感想です。

・私立学校に通ったことがないので、新鮮で多くのことを学ぶことができました。

・国際教育がとても充実していることが印象に残りました。帰国生のための少人数クラス、グレード別の英語授業など。

・留学生の日本語教育は大学で学んでいる分野なので、指導方法を参考にしたいです。

・普段目にできない貴重な動物や専門的書物が身近にあるのは素晴らしい環境だと思った。

・職員室はかなり広々とした空間で、生徒が質問や相談などに入りやすい印象を受けた。

(広報部長 小澤一郎)

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11月3日 東京学芸大学ホームカミングデー開催!

2019年度「東京学芸大学辟雍会(へきようかい)奨学金」募集要項

2019年度「東京学芸大学辟雍会(へきようかい)奨学金」募集要項

→募集要項

東京学芸大学辟雍会奨学金申請書

→申請書

大学と辟雍会との意見交換会

 去る6月13日(水)に本学第一会議室において、恒例の本学執行部と辟雍会役員等による「東京学芸大学と東京学芸大学辟雍会との意見交換会」が開催されました。大学から学長、副学長、事務系の責任者、また本会からは会長、副会長、理事等が出席し、当面の課題として今年度開催第21回ホームカミングデー(共同主催、11月3日予定)に関する協議を行いました。また3年目を迎える学生の近県学校訪問の事業については訪問校が昨年より増えたことが報告されました。また大学からは教師の魅力を発信するプロジェクトについての経過報告、および2023年に予定される創基150周年事業についてそのスケジュールが示され、意見が交換されました。

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東京学芸大学同窓会総会の開催

 令和元年6月2日(日)の午後、一般社団法人東京学芸大学同窓会の総会が本学芸術館において開催されました。出口学長や大学執行部、辟雍会会長・役員が来賓として出席しました。総会では2年間の理事長職を務めた髙橋武郎氏が退任し、新理事長に和田利次氏が選任されました。

 総会後は、「パラリンピックを通して、社会を変える。教員にできること。」と題して本学保健体育科卒業生のマセソン美季先生(旧姓松江)の講演がありました。先生は大学1年次に交通事故にあい、車椅子生活を強いられましたが、3年次(1998年)に長野・冬季パラリンピックアイススレッジスピードレースに出場し、3つの金メダル、1つの銀メダルを獲得するなど輝かしい戦績を残しました。卒業後は渡米して大学で障害者スポーツの指導者として研鑽を積み、米国・カナダで生活を送っています。現在は日本財団パラリンピックサポートセンター推進戦略部プロジェクトマネージャーに就任し、世界各地で公演活動を行っています。先生はパラリンピックから子どもたちが学ぶことは多く、とくにインクルーシブ教育をすすめて共生社会を推進する力となるものだと強調しました。"Impossible"(不可能)は"I'm possible"(私には、できる!)となる、と投げかけられた言葉は学校現場の先生方にとって「社会を変える」新たな取り組みに意欲がかきたてられたものと思われます。

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第17回理事会開催

 第17回東京学芸大学辟雍会理事会が5月25日(土)午後2時よりに東京学芸大学第一会議室において開催されました。馬渕貞利会長は冒頭の挨拶で、例年この会に大学執行部の方が出席されていたが、今回は欠席。それだけ大学の置かれた状況が今大変厳しいという事情を説明しました。また支部設立にはあと三分の一残っているし、今年も増やしたいと述べました。

 議事では、昨年夏に香川支部が設立したことが報告され、終身会費について公的年金受給者については5千円に減額する改定案が承認されました。

 構内はいま緑が映え、支部から贈られた県木が馬渕会長の手入れもよく事務所前で育っていました。

 理事会終了後の懇親会で、昨年より加わった松川正樹副会長が挨拶の中で、卒業生の支部拡大に力を注いでいきたいと抱負を語りました。

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静岡辟雍8号が届きました。

盛況! 2019年東京学芸大学お花見の会

 辟雍会は、今年も東京学芸大学と連携して、去る4月6日に満開の桜の中で「お花見の会」を開催しました。当日は天候にも恵まれ、暖かく汗ばむほどの陽気で、また、「葉桜の会」になるのではという大方の予想も見事に裏切られて、絶好のお花見日和となりました。

林さんと大澤さんが前日から大わらわで仕込んだ、それぞれ大鍋2杯の「おでん」や「あまざけ」はほどなく「売り切れ」!同じく辟雍会で準備した日本酒5本も「完売」!

会場には大学近隣の町会・自治会から60名以上の地域住民の方々が参加され、小金井市長や同教育長、小平市教育長も出席されました。

 留学生も催し物に興じ、茶道部のお茶席を経験していました。はたして彼らの眼には、こうした「お花見の会」がどのように映ったことか。参加者の中には、昔のように桜の木の下の筵座でできると良いという声も少なくありませんでした。

 年々切り倒されていく桜の老木に思いをはせながら、こうした企画が何時までも続くことを願ってやみません。

東京学芸大学辟雍会会長 馬渕 貞利

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本部棟前の桜

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部棟前の桜

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けやき広場の桜

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体育館前通りの桜

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新緑・飯島記念館

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春の学芸大学キャンパス2019

 今年の春は、暖かいのか、寒いのか、よく分からない天気が続いております。それでも学芸大学のキャンパスは日に日に春らしい装いを身につけてきています。そんな状況の一端をカメラで切り取った光景を皆さんにお届けします。

「桜伐る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿」......日本にはそんな貴重な格言もあるのですが、安全上の観点から学内の桜は次々と枝を払われたり、根元から伐採されたりしています。今年も開花を直前にして何本もの桜の巨木が切り倒されました。今回の写真にはその残影を示すものも含まれています。

                        (辟雍会会長 馬渕貞利 記)

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写真1 南講義棟前のしだれ梅(3.14撮影)

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写真2 花桃(人文棟前)

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写真3 春蘭(附属小金井中学校)

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写真4 大島桜(体育研究棟南側)

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写真5 山茱萸(万葉池)

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写真6 伐採されたソメイヨシノ(本部棟前)

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写真7 伐採されたヒマラヤ杉(守衛所裏)

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写真8 馬酔木の花(飯島和日本庭園)

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写真9 新入生歓迎行事

お花見の会

寒さも緩み一雨毎に春めいて参りました。

このたび、新年度の親睦を兼ねて「お花見の会」を開催致しますので、お知らせします。

時節柄、公私ご多忙のことと思いますが、教職員・学生・地域の皆様の参加を歓迎致しますので、春のひと時、美しい桜を見ながらお楽しみください。

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東京学芸大学同窓会新年祝賀会

 一般社団法人東京学芸大学同窓会の平成31年新年祝賀会が、1月24日(木)の夜に東京ガーデンパレス(文京区)を会場に開催されました。東京都で子どもたちを育む教職員440人余の会員が集いました。

 高橋武郎理事長は開会挨拶にあたって、母校の学芸大学学生がスポーツ分野で大活躍し、大学のブランド力を上げていることにふれ、先輩としても現場でますます励まなければならないと話しました(写真)。来賓の出口利定学長は、大学運営を取り巻く厳しい環境についてふれた上で、本学が教員養成大学として独自の道をしっかり歩んでいくと述べました。辟雍会からは馬渕貞利会長をはじめとする副会長・各部の部長等が来賓として出席しました(写真)。

 会では恒例の勤務5年未満の若手教員から校長就任間もない会員が壇上で紹介された後(写真)、二つの会場でそれぞれ各支部の記念写真撮影をはさんで会員相互の親睦を深めました。最後は学生歌「若草もゆる」(昭和32年制定)を唱和して、散会しました。

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新年のごあいさつ

東京学芸大学辟雍会会長 馬渕貞利

新年、明けましておめでとうございます。

 東京学芸大学辟雍会は、今年、創立16周年を迎えます。この間、本会は、皆様のご尽力により、1万数千名の正会員を擁し、全国の過半数の道府県に支部を持つ組織へと発展してまいりました。今年も、こうした基盤の上に立って、さらなる飛躍を期していきたいと思っております。

 ところで、昨年は日本の各地でさまざまな災害が発生し、多くの方々が被災されました。辟雍会員の中にも直接・間接に被災された方があったと伺い、辟雍会として十分に機敏な対応ができなかったことを深く反省しております。

 一方、多くの方々のご協力を得て、学生会員に対する辟雍会奨学金の支給や教職志望学生の近県学校訪問事業などを実施することができました。また、岡山県支部から贈っていただいた赤松や醍醐桜の移植、大分県支部から贈っていただいた豊後梅の仮植えを行うとともに、青森県支部への協賛事業として本学英語科教育学分野の粕谷恭子先生にご指導をお願いし、三戸地区の小学校英語研修の実施に協力することができました。いずれも支部と連携した貴重な経験として今後の活動の礎にしていきたいと思います。また、大学との共催事業であるホームカミングデーには本学宇宙地球科学分野の佐藤たまき先生に「恐竜時代の地球」というご講演をいただき、地域のちびっ子たちに歓迎されました。

 なお、今年は、副会長の先生方や組織部長の二宮修治先生とともに、特に支部未結成県における支部結成事業に力を注いでまいりたいと考えております。昨年8月、久しぶりに香川県支部が発足いたしましたが、保護者の方々からの強い要望もあり、残された3分の1ほどの県への取り組みが緊急に必要となっております。つきましては、会員の皆様からの力強いご声援・ご協力ほど、よろしくお願いいたします。

 最後に、元号の改まる今年が、会員の皆様の一層のご発展の年となることを祈念いたしますとともに、東京学芸大学の新たな前進の年となることを願って、新年のごあいさつといたします。

2019年 正月

2018晩秋の学芸大キャンパス

2018晩秋の学芸大キャンパス [撮影]馬渕貞利会長 

体育棟北庭の紅葉[2].jpg 体育棟北庭の紅葉


二十周年記念館北の紅葉[2].jpg 二十周年記念館北の紅葉


飯島和庭園の紅葉b.jpg 飯島和庭園の紅葉


吉田水辺公園の水車b.jpg 吉田水辺公園の水車


銀杏並木2018b.jpg 銀杏並木


晩秋のけやき通りb.jpg晩秋のけやき通り

辟雍会佐賀県支部の小松原修さん、「障害者の生涯学習支援活動」で文部科学大臣表彰を受賞!

 このたび、佐賀県支部の小松原修事務局長が文部科学大臣表彰を受けられました。小松原さんは、現在、佐賀県「うれしの支援学校」の教諭として勤務しておられます。『佐賀新聞』の報道によりますと、小松原さんは、学芸大学卒業後、佐賀県で発達障害の子どもたちと劇団「チャレンジステージ」を立ち上げ、これまでに約200回もの公演を行う一方で、障害者の家庭で家族を巻き込んで行う即興演劇「ファミリーシアター」の活動や、障碍者と健常者が一緒に演劇をする「人笑人プロジェクト」の活動など、多彩な活動を続けておられます。こうした地道な草の根活動が評価されて今回の受賞に至ったということです。

 小松原さんには辟雍会からも声を大にしてお祝いのメッセージをお送りしたいと思います。本当におめでとうございます。私たちは小松原先生の今後ますますのご活躍と佐賀県支部の発展をお祈りしております。

 なお、この情報は、NHK福岡放送局の武藤友樹さん(N類総合社会システム専攻97年卒)からの連絡を受けられた元学長の村松泰子先生からご紹介によるものです。記して御礼申し上げます。(東京学芸大学辟雍会会長・馬渕 記)

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2018年度 東京学芸大学辟雍会年次報告

 辟雍会全国代表者会議(2018年11月3日)の議事要録

 去る11月3日(土)に開催された辟雍会全国代表者会議の議事要録を

掲載します。→2018年度東京学芸大学辟雍会年次報告

ホーム・カミングデー講演「恐竜時代の地球」佐藤たまき氏

 小金井祭が行われている11月3日(土)、芸術館において、本学の佐藤たまき准教授による「恐竜時代の地球」と題する講演がありました。第20回ホーム・カミングデーの行事として辟雍会と東京学芸大学との共催による行事でした。

 冒頭、大きなスクリーンにアンモナイトの化石が映し出し、アンモナイトに関する論文が発表された10月15日が「化石の日」と制定されたというホットなニュースを紹介しました。化石については小学6年理科から高校地学まで学習する内容ですので、児童生徒には親しまれてはいるものの、恐竜は2億5千万年前から6千6百万年前の中生代に出現した途方もない昔々の話です。それでも、佐藤先生は恐竜の分類について調べ、とくに海に生息していた恐竜について詳しく調査・研究したそうです。その研究業績が認められて、2016年に猿橋賞(自然科学分野で優れた研究業績を残した女性に贈られる賞)を受賞しました。

 講演の後にたくさんの質問が出ました。小学生男子から恐竜の時代にゴキブリがいたかを尋ねられると、一瞬間をおいて、確かにいた!と笑顔で答えていました。その後、子どもたちからサイン攻めにあっていましたが、一人ひとりに丁寧に応じていました。未来の恐竜博士が出てくることを期待しているかのようでした。

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辟雍会大分県支部からご寄贈の「豊後梅」植樹式

 辟雍会大分県支部よりご寄贈いただきました2本の「豊後梅」の植樹式を平成30年11月3日(土)開催のホームカミングデーの行事として20周年記念飯島同窓会館西側の緑地にて挙行いたしました。

 式には本学理事・副学長 長谷川正先生、本学理事・副学長 中島裕昭先生、辟雍会 会長 馬渕貞利先生、辟雍会 幹事長 松村茂治先生、学芸の森環境機構 機構長 渡辺雅之先生、辟雍会大分県支部 支部長 瀬口卓士氏、辟雍会大分県支部 副支部長 幸俊一氏をはじめ、多数がご参加くださいました。


 瀬口支部長によりますと、当梅は美しい花が咲き大きな実がなるとのことで、教育にも通ずるとのことでした。記念写真は瀬口支部長が学生の頃通い詰められたという弓道場を背景とし、撮影を辟雍会幹事の井上録郎氏がご担当くださいました。

文責: 東京学芸大学物理科学分野 准教授 荒川悦雄(東京学芸大学辟雍会 事業部長)

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