令和8年度 学校訪問事業④ 埼玉県富士見市立つるせ台小学校

 東京学芸大学と辟雍会の共催事業「先輩たちのいる学校を訪ねよう!」は、今年度4回目、埼玉県の公立小学校コースとして10月1日(木)に富士見市立つるせ台小学校を訪問しました。 午前9時45分に東武東上線鶴瀬駅に集合。地下鉄との乗り入れでやや遅延気味でしたが、携帯での連絡をとりながら、給食の献立表でのアレルギーを確認。10人揃ってつるせ台小学校へ向かいました。

 つるせ台小学校は、鶴瀬駅に近い住宅地と公園の緑に隣接した統合校です。昨年、創立20周年を迎えました。学年単位のオープンスペースの教室や、太陽光発電、屋上の緑化、校庭の芝生化等、エコスクールとして地域と連携した教育活動を推進しています。

 広い校地をぐるっと回って、正門に到着。全面芝生の広い校庭を見ながら、本学卒業生の田村和彦教頭先生に案内で職員玄関から会議室へ。 校長先生のお話の後、学校要覧の教室等の配置図を見ながら学校施設と各学年のオープン教室での授業の様子を参観しました。特別教室での授業のため児童のいない教室では、掲示物や教室経営の様子、オープンでの隣の教室との関係等を観ることができました。教職5年次研修の授業研究を実施している様子も参観しました。その後は、学生それぞれが希望する授業を参観しました。会議室での給食・休憩時間は、学生同士での交流の時間になりました。話が弾みつながりが広がっていきました。 給食の様子を参観に行った学生もいました。

 この日は、月1回、昼休みにする「木曜日の集会」の日に当たっていました。全校児童が体育館に集まり、校長先生のお話に続く今月の目標等、特別活動を研究している具体的な活動の様子を見ることができました。午後からの「先輩との懇談」では、各学生の自己紹介と感想から始まり、田村先生から「これから教員を目指す皆さんに向けてのメッセージ」としてお話がありました。スライドで、「教員を志した理由」を提示し、B類社会でありながら小学校教員になったこと、軟式テニス部の活動での人とのつながりや大学の先生との出会い、管理職(教頭)になってからも大学時代の人との関りが生きていることなどを示され、それに対する学生からの質問にも丁寧に応えていました。また、周年記念でリニューアルした机のない図書室や司書の方の役割、校舎に隣接する富士見市立図書館鶴瀬西分館の活用状況、PTAだけでなく地域の方々による学校応援団に支えられていること、校庭を全面天然芝に替えて体力づくりの研究から特別活動に研究が進んだ経緯など、学生の質問に対して具体的な説明がありました。この学校は、オープンなのは教室だけでなく学校づくりにも地域の学校として開かれていることを感じることができました。 積極的な学生からの質問もあって充実した交流の時間となりました。

 参加した学生は10名(学生9名 院生1名)、引率者は大学から荒川悦雄教授(辟雍会理事)、辟雍会から小澤一郎広報部長、臼木信子副会長でした。(臼木信子)

 

写真1 地域住民に支えられる(学校応援団)

 

写真2 校内研究授業

 

写真3 地域住民の協力でリニューアルした図書室

 

写真4 地域住民の手入れによる天然芝グランド