辟雍NEWS
東京学芸大学辟雍会 2026年新春特別公開講座 起業する先輩たち! 「ものづくり・まちづくり・ひとづくり」シンポジウム 報告
風が吹いた日でした。秋田、富山、岐阜、・・・各地から先輩たちがやってきました。学大といえば、今こそ、教員養成系大学として目立つ存在で、学生は教員就職を誰もが一度は考えます。しかし、かつては、本学は教員免許を取得しない教養系の定員が半分くらいありました。入学生を新しい領域へ迎え、元気いっぱいの卒業生を多くの世界に送り出してきました。その頃の学風そよぐ、偉才たちのカラフルなシンポジウムとなりました。このシンポジウムは、デザイン研究室の鉄矢悦朗先生が企画され、辟雍会が主催し、2026年1月25日(日)の午後に実施しました。
芸術館に装填された円卓を花弁のようにパネラーとコーディネータ、更には聴衆が囲み、全方位カメラが自動的に声の主を見つけてスクリーンにズームアップしました。参加者は30名ほど、パネラーは、阿部円香氏、原井紗友里氏、及び篠田花子氏の3名。松下光氏のコーディネートのもと、前半は各パネラーが20分くらいずつ、それぞれの学生時代あるいは入学前の様子から、最近の日常の活動を、お国言葉も交えて、お宝写真や動画とともに、起業に至る背景なども、楽しく紹介してくださいました。活動地域は、実家だったり、もともと住んでいなかったところだったりとのことでした。皆、それぞれの地域に主根も細根も伸ばし、「そこに何かあるという状態にしたい」を素敵な形に成し遂げ、花が飾られている暮らしを見つけ、公民館の書道教室の掲示をも見逃さず、とってもおしゃれで、チャンスに感度の高いアンテナの持ち主たちでした。「何かあっても、命を取られるわけじゃない!」を合言葉に、順風も逆風も受け止める新風への勢いを分けてもらいました。
後半はラウンドトークと質疑応答。松下さんがテンポよく笑顔で仕切り、新しい人材が未来への切符を手にしたようでした。写真係の布施絢子氏により撮影いただいたスナップを幾つか載せておきます。
シンポジウムの帰り道、「夕方のキャンパスの方が懐かしい」という声も聞こえてきました。同窓というご縁で、輪に加えて頂く機会が与えられ、別世界にて大活躍のお話をたくさん聞けたこと、とても嬉しかったです。シンポジウムにご参加された皆様の今後のご活躍とご発展の続きの声を、また、お聞かせください。
文責: 物理学教室 荒川悦雄(辟雍会事業部・情報化推進部)
円卓周辺
阿部円香氏
原井紗友里氏
篠田花子氏