先輩たちのいる学校を訪ねよう! ―江東区立小名木川小学校―

 辟雍会と大学のキャリア支援課の共同事業として実施している学生の近県学校等訪問事業のうち7つ目、今年度最終回のコースの報告です。我々は10月19日(土)に江東区にある小名木川小学校を訪ねました。1年生3名、2年生4名、5年生1名、聴講生1名、留学生2名、大学院生1名の計12名を本学のキャリア支援課の佐々木菜都教員就職係長、辟雍会の山本一雄副会長と共に引率しました。学生参加人数は学校訪問事業始まって以来の最多です。

 当日は3日間に渡って開催されていた学校公開日の最終日で、PTAの方々が受付をしてくださっており、児童の保護者らが参観するところに、我々も混ぜていただく形式の学校訪問でした。午前中の3、4校時と午後の5校時を、昼食を挟んで見学させていただきました。校長先生からスライド使ってご自身のご紹介とともに学校のご紹介をしてくださり、学生らのたくさんの質問に校長先生が笑顔で丁寧に、そしてなにより先輩としてお答えくださいました。

 当校は「こうとう学びスタンダード」を実践し、プログラミング推進校の2年目を迎えられたそうです。俳句も盛んで、そうだよなと同感する句が教室の壁に掲示されていました。道徳の時間にキツネさんの涙の授業を受け、算数で速さの授業がなされ、総合的な学習の時間にクラス中の児童が1人1台のパソコンを使って真剣にプログラミングをし、音楽室から明るく澄んだ声の合唱が流れて来て、グラウンドで整列しながら運動する様子を階段の窓から眺め、体育館でマット運動するのを見学しました。点字や歯磨き教室もあったそうです。

 校長先生はつながりの大切さを強調しており、昭和の情緒あふれる道草のおまけつきでした。                          

(事業部長 荒川悦雄)

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