先輩たちのいる学校を訪ねよう! ―富士見市立諏訪小学校―

 埼玉県のコースは、今年度も富士見市の中心にある市内で一番大きな富士見市立諏訪小学校を訪問しました。10月4日(金) 東武東上線の鶴瀬駅改札口前に9時半集合。1年生3名・2年生5名に交換留学生1名・教員研修留学生1名の10名と大学から南道子教授・辟雍会から荒川悦雄事業部長と私の3名が引率。挨拶をして、すぐにバス乗り学校へ。予定より早めの到着でしたが、教頭先生のご案内で、研修室へ。天気が良く気温も高くなってきていましたが、空調の効く研修室で川勝義彦校長先生から、諏訪小学校の概要をお話しいただきました。川勝校長先生はC類のご卒業で、特別支援教育についても研究を深められ、あたたかな学校経営をされています。今年度も、10名の学生たちが希望する学年の学級に入って、3・4校時の授業だけでなく、給食・清掃・昼休みまで、子どもたちと一緒に体験する機会を作って下さいました。学生たちは活動しやすい服装に着替え、それぞれの学級で子供たちとの時間を過ごし貴重な体験をしました。

 午後2時からは、市内のふじみ特別支援学校からD類保健体育科卒業の小澤雄一先生に教職に就くまでの、ご自身の経験をお話しいただきました。学生時代の留学、新卒で日本人学校へ、人材派遣の民間企業を経て、採用試験を受け、小学校教員から特別支援学校へと。学生からもこれからの自分の道を決めて行くのに選択肢が見えてきたという声も聴けました。辟雍会埼玉県支部の阿部博之事務局長、大学の南教授からもお話を戴き学生からの一人一人の感想も含め和やかな交流会が出来ました。川勝校長先生からも是非埼玉の教員になってほしいことと、12月4日の国語の研究発表会にもおいでくださいとご案内がありました。                           

 (副会長 臼木信子)

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