近県学校訪問事業―埼玉県コース(富士見市立諏訪小学校)

 埼玉県コースは、10月11日(木)午前9時30分、東武東上線鶴瀬駅に集合して富士見市立諏訪小学校を訪問しました。学生の参加者は1~3年生の5名で、大学からは中島裕昭理事・副学長が、辟雍会からは馬淵貞利会長と臼木信子副会長が引率者として参加しました。

 諏訪小学校は、市役所・市立図書館・市立体育館・「きらりふじみ」等の公共施設が集中する富士見市の中心部にある市内で一番大きな小学校です。同校の川勝義彦校長先生は学芸大学のC類を卒業された方で、今回の私たちの学校訪問のために心のこもった受け入れ計画を作ってくださいました。私たちが学校に到着すると、まず学校概要の説明があり、校長先生が直接案内していただいて全学年の授業を参観しました。3校時からは、参加学生たちが希望する学年の学級に入って、授業だけでなく給食・清掃・昼休みまで子供たちと一緒に体験する機会を作ってくださいました。学生たちは学校用の服装に着替え、子どもたちとうちとけて接することのできる貴重な体験をしました。

 午後2時からは、教員の心構えなどの関する校長先生のお話を伺った後、市内水谷小学校の石井勝博教頭先生(学芸大学A類保健体育科卒業)からご自身の経験談を伺うこともできました。この席には辟雍会埼玉県支部の阿部博之事務局長も参加され、和やかに意見交換を行った後、参加学生一人一人が感想とお礼の言葉を述べて、学校を後にしました。企画担当者として、今回もとても充実した1日になったと自負しております。そして、来年以降、さらに多くの学生さんが参加されることを願っております。

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