近県学校訪問―神奈川県コース(座間市立相模が丘小学校)

 平成29年10月5日(木)、近県学校訪問の神奈川県コースとして、座間市立相模が丘小学校を訪問した。参加者は、学生3名と引率者3名の、計6名だった。午前10時に、最寄りの小田急線「小田急相模原駅」集合ということであったが、定刻の5分前には全員が顔をそろえ、幸先良いスタートとなった。
 学校に到着し、簡単な自己紹介を済ませた後、校長先生から、この日の予定及び学校の「グランドデザイン」についての話をうかがった。その後、3校時に2年生の国語の授業(詩の音読と通学路や商店街などで見つけた表示・記号についての発表)、4校時に3年生の社会科の授業(食物の移入・輸入についての発表)を参観した。
参加者6名で給食をいただいた後、栄養士の先生から、相模が丘小学校の給食のあり方の説明があった(写真①)。この日は、ロング・タイム昼休みということで、子どもたちと一緒に活動できればと思っていたが、時間の関係もあり、その望みは叶わなかった。
5校時に5年生の算数の授業(図形を使って決まりを発見する)を参観した(写真②、③)。
 最後に、全体的なことで質問があればと、校長先生が質疑応答の時間を設けてくださった。参加学生から、教師の専門性のこと(大学でやってきたことが生かせるのか)、小学校の英語科開始に当たってこの学校でどんな準備を行っているか、幼少の連携について行っていることがあれば等、熱心な質問が続いた(写真④)。
 校長先生は、本学保体科の卒業生ということもあって、準備の段階から、本学学生の訪問を楽しみにしておられ、お忙しい中(我々の訪問中も、教育委員会関係の来客があった!)、ご配慮の行き届いた対応をしていただいた。参観した授業はどれも、先生の個性と指導力がキラリと光っている授業で、もっと大勢の学生さんに見て頂きたかったと思うのだが、これは次年度以降への課題ということになった。

hekiyou_1030m.png