近県学校等訪問ー静岡県コース 10月5日(~6日)

 訪問1日目-掛川市立中央小学校・同市教育委員会・同市立東中学校・浮世絵美術館夢灯
 訪問2日目-教育関連施設として掛川城天守閣、美術館、大日本報徳社
 

 東京駅で集合し東海道新幹線で掛川駅下車、掛川市教育委員会の田中浩美主席指導主事と静岡辟雍会武藤葉子会長および鷲山恭彦顧問の出迎えを受けた。早速教育委員会のバスで訪問先を上記の順に田中主事の案内で各学校等を訪問した。教育委員会では山田文子教育長から市の教育行政の基本などの講話を受け、小学校では6、3、1年の学級では本学卒業生の授業を、そして中学校では数学の授業の他に技術の授業を、クラスを6グループに分け、それぞれの人型ロボットにグループの事柄テーマに添った言語を導入しロボットと会話するという特色ある授業内容であった。また卒業生教員による音楽の混声合唱の授業は少しの間ではあるがどんどんと上達させていく指導に感動した。その後訪れた旧東海道五十三次の「小夜の中山」の峠にある浮世絵美術館夢灯は江戸期の歌川広重の日坂の絵題目の場所に建てられたもので、広重を中心にご当地静岡県に関する浮世絵37点の展示品を感激のうちに鑑賞した。宿泊は旧家で古民家の鷲山家に合宿させていただき現地で活躍している先輩の先生も参加し教育懇親を深めた。翌日は掛川城関連施設と二宮金次郎を祖とする報徳の教えの公益法人大日本報徳社を訪問し教育における報徳の教えについて綱取清貴事務局長から講話を受けた。全ての訪問先において、本企画に合うようにパンフレットや印刷物を用意して頂いたことは学生にとっても所期の目的の効果は高かったと思われた。

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