新年のごあいさつ

東京学芸大学辟雍会会長 馬渕貞利

 新年、明けましておめでとうございます。

 東京学芸大学辟雍会は今年で創立14年目を迎えます。今年が会員の皆様にとりまして幸多き年になりますとともに、東京学芸大学の新たな発展の年になりますことを願って、辟雍会の活動を推進してまいりたいと思います。

 私は、昨年4月、前会長の鷲山恭彦氏の後を継いで会長に就任いたしましたが、瞬く間に一年が過ぎようとしております。それでも、この間、多くの会員の皆様にご協力いただき、新しく辟雍会奨学金制度を創設するとともに、秋のホームカミングデーの際には天気予報士の平井信行さんにご講演をお願いして、これまでにない盛況を博することができました。また、全国の支部に呼びかけてご当地桜や県木を学芸大学の校庭に植えるという事業を開始し、早速栃木県支部から運んでいただいた栃の木を植えることができました。さらに、事業部長の荒川先生のたいへんなご努力で学芸大学大学院開設50周年を記念して無線通信の記念局を開設し、さまざまな情報を発信するというユニークな取り組みも現在進行中であります。

 ただ、今年度は新しい支部の創設事業や学生会員の自主的活動などが進捗しておりませんので、今後、この方面にも力を注いで、さらなる発展の礎を築いていきたいと思います。会員の皆様のご支援、ご協力を、こころよりお願い申しあげます。